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秋華賞(G1)モズカッチャンのM.デムーロ騎手が「馬券圏内約90%」の無双モード突入!?「公開処刑」からのリベンジに虎視眈々

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 秋華賞が京都の内回りコースで行われることに対して、中山の内回りコースで行われている皐月賞。ここ5年間で1:58.0、1:59.6、1:58.2、1:57.9、1:57.5。2年連続レコード更新中と、典型的な「小回りの2000m戦で、とにかく時計が速い決着になる」レースである。

 その上で注目したいのが、レコード決着となった今年の皐月賞だ。2着に4番人気のペルシアンナイトと荒れた結果になったが、モズカッチャンと同じハービンジャーの産駒。

「小回りの2000m戦で、とにかく時計が速い決着になる」レースは、直線の短さを意識した各馬が早めの仕掛けとなる展開が多く、持久力勝負になりやすい。その結果、ハービンジャーのような豊富な持久力を秘めた欧州種牡馬の産駒が良績を残すことがあるというわけだ。

 もともとデビュー戦で6着に惨敗したように鉄砲が利かず、叩き良化型のモズカッチャン。東京コースに良績があるため、広いコースの向きと見られがちだが、内枠を活かして器用に立ち回った走りは、むしろ器用さが求められる小回りで真価を発揮しそうだ。

 すでに「悪役」のレッテルが貼られ、「和田騎手じゃないと買いたくない」という意見も聞かれるが勝負ごとに”私情”は禁物。ラスト一冠に向け、モズカッチャンの上積みは「思いの他大きい」といえるだろう。追い切りの動きも上々で、やられた分、やり返すだけの臨戦態勢は整っている。

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