GJ > 競馬ニュース > 秋華賞(G1)モズカッチャン
NEW

秋華賞(G1)モズカッチャンのM.デムーロ騎手が「馬券圏内約90%」の無双モード突入!?「公開処刑」からのリベンジに虎視眈々

【この記事のキーワード】, ,
mozukattyan.jpgモズカッチャン(競馬つらつらより)

 12番人気でフローラS(G2)を勝ち、本番のオークス(G1)でも女王ソウルスターリングに食い下がった春の称賛もどこへやら……この秋、すっかりと「悪役」となってしまったモズカッチャン(牝3歳、栗東・鮫島一歩厩舎)が、悲願のG1制覇へ秋華賞(G1)に挑む。

 例え「非情」と罵られようとも、すべては「勝つため」の決断だった。

 この春、モズカッチャンを3歳牝馬トップクラスのスターダムに押し上げたのは、間違いなく和田竜二騎手の手腕によるものだった。実際に、和田騎手の本馬に対する期待もこの上なく大きなものがあり、オークス後に行われた大井競馬場でのトークショーでは「ソウルスターリングに騎乗したいか?」という質問に「ソウルスターリングは倒したい」と壇上でリベンジを誓うほどの惚れ込み様だった。

 しかし、それでも乗り替わりという非情の決断を下したのは「モズ」の冠名で知られるキャピタル・システムにとって、悲願のG1制覇を果たしたいがためだ。モズカッチャンは「モズ軍団」にとって、初めて本気でG1を狙える逸材と述べても過言ではないだろう。

 競馬は何を言われようとも、結果がすべて。称賛されるのはいつでも勝者であり「勝てば官軍負ければ賊軍」の世界でもあるのだ。

 周囲から言われるまでもなく、本馬における和田騎手の相性や貢献度は極めて重大なものだ。だが、この関西屈指の名手は2001年の天皇賞・春(G1)をテイエムオペラオーで勝って以来、16年間JRA・G1を勝てていない。例え、腕は確かであったとしても、少なくとも「G1を勝てる騎手」と呼ぶことはできない。名手であるからこそ16年間、数多くのG1で騎乗を果たし、同時に敗れ続けているのだから。

 その和田騎手が最後にG1を勝った2001年。まるで入れ替わるかのようにJRA初重賞制覇を飾ったのが、当時イタリアからの短期免許で来日していたM.デムーロ騎手だった。

秋華賞(G1)モズカッチャンのM.デムーロ騎手が「馬券圏内約90%」の無双モード突入!?「公開処刑」からのリベンジに虎視眈々のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!