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秋華賞(G1)武豊リスグラシューは「前に行けない馬」? クセのあるコースで迫られる「選択」とは

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 15日に開催される秋華賞(G1)。今年はタレント揃いのレースとして注目を集めているが、「連複の軸」となると、ここまで安定したレースを展開しているリスグラシュー(牝3 栗東・矢作厩舎)を推す声も多いだろう。

 ここまで8戦2勝だが、春のオークスを除けば馬券圏内を外したことが一度もない同馬。前哨戦となったローズSでも後方から鋭い追い込みを見せ、3着にしっかり食い込んでいる。秋華賞でも大崩れはしない筆頭として、一定の人気を集めそうだ。

 しかし秋華賞に関しては、これまでのような「追い込み」のレースではどんなに頑張っても馬券圏をかすめ取るのが精一杯なのでは、という見方もある。

「秋華賞の開催される京都芝内回りコースは非常にトリッキーで、特に直線が短いコース。これまでのような後方からの追い込みではなかなか届かないのでは……という声は多いですね。4コーナー手前から仕掛けて早い段階で先頭を射程圏に入れるか、インコースに貼りついて経済コースからの抜け出しを狙うか、いっそ前目のレースをするかということになるでしょうが、これまで武豊騎手は外から追い込むレーススタイルですからね。前哨戦でもそれは変わりませんでしたし、大きな変化は本番でもないのではという見方もあります。そうなるとこのコースでは厳しい部分も……」(記者)

「なんだかんだ今回も馬券内」という楽観視も多いが、なかなか勝利できない現状に武騎手も忸怩たる思いはあるだろう。ただ、やはり脚質的に京都内回りは向かない部分は否定できないようだ。

 それでも、本番での「ユタカマジック」を期待する声はある。前哨戦が「脚を計っただけ」ならば……という見解だ。

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