GJ > 競馬ニュース > 武豊リスグラシュー
NEW

秋華賞(G1)武豊リスグラシューは「前に行けない馬」? クセのあるコースで迫られる「選択」とは

【この記事のキーワード】, ,
秋華賞(G1)武豊リスグラシューは「前に行けない馬」? クセのあるコースで迫られる「選択」とはの画像1

 15日に開催される秋華賞(G1)。今年はタレント揃いのレースとして注目を集めているが、「連複の軸」となると、ここまで安定したレースを展開しているリスグラシュー(牝3 栗東・矢作厩舎)を推す声も多いだろう。

 ここまで8戦2勝だが、春のオークスを除けば馬券圏内を外したことが一度もない同馬。前哨戦となったローズSでも後方から鋭い追い込みを見せ、3着にしっかり食い込んでいる。秋華賞でも大崩れはしない筆頭として、一定の人気を集めそうだ。

 しかし秋華賞に関しては、これまでのような「追い込み」のレースではどんなに頑張っても馬券圏をかすめ取るのが精一杯なのでは、という見方もある。

「秋華賞の開催される京都芝内回りコースは非常にトリッキーで、特に直線が短いコース。これまでのような後方からの追い込みではなかなか届かないのでは……という声は多いですね。4コーナー手前から仕掛けて早い段階で先頭を射程圏に入れるか、インコースに貼りついて経済コースからの抜け出しを狙うか、いっそ前目のレースをするかということになるでしょうが、これまで武豊騎手は外から追い込むレーススタイルですからね。前哨戦でもそれは変わりませんでしたし、大きな変化は本番でもないのではという見方もあります。そうなるとこのコースでは厳しい部分も……」(記者)

「なんだかんだ今回も馬券内」という楽観視も多いが、なかなか勝利できない現状に武騎手も忸怩たる思いはあるだろう。ただ、やはり脚質的に京都内回りは向かない部分は否定できないようだ。

 それでも、本番での「ユタカマジック」を期待する声はある。前哨戦が「脚を計っただけ」ならば……という見解だ。

秋華賞(G1)武豊リスグラシューは「前に行けない馬」? クセのあるコースで迫られる「選択」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛