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【徹底考察】日本ダービー(G1) ディーマジェスティ「レコード勝ちの皐月賞はフロックなのか? 皐月賞馬の『現在地』を考察」

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【血統診断】

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 ディープインパクト×ブライアンズタイムという配合は大物感溢れる組み合わせだが、ブライアンズタイムが色濃く出るため、空振りも多い。本馬がホームラン級の当たりになった最大の要因は、おそらく2代母のシンコウエルメスの血が良い方向に出たからだろう。

 シンコウエルメスはキングジョージ6世&QESや英・愛国のダービーを勝ったジェネラス、マイラーズCを勝ったオースミタイクーンの半妹であり、愛1000ギニーと英オークスを勝ったイマジンの全妹という世界的な良血だ。
マスターダービー×サドラーズウェルズ×ブライアンズタイムという配合はスタミナ十分で、ディープインパクト産駒でも菊花賞(G1)まで楽しめる配合。叔母には牝馬ながらステイヤーズS(G2)で2着したエルノヴァがいる。距離延長に関してはまったく問題ないが、ディープインパクト産駒ながらやや重い配合なので、純粋な切れ味勝負になった場合に不安が残る。

≪結論≫

 不吉なデータこそあるものの、ディーマジェスティの力が3歳トップクラスであることは間違いない事実だろう。しかし、データに上がった3頭の皐月賞馬が日本ダービーで敗れたのは、皐月賞ほどペースが上がらなかったことが大きい。無論、舞台設定やメンバーの関係上、日本ダービーが皐月賞よりも速い流れになることは極めて稀だ。ただ、それでも僅かでも速い流れになることがディーマジェスティにとって有利になることは、皐月賞で証明されている。

 その上でカギを握っていそうなのは、ハナを切ると見られているマイネルハニー。どれくらいのペースで逃げるのかは後続の出方次第だろう。なお、前走の青葉賞(G2)は1000mの通過が「61.3秒」だったが、時計が速くなる本番でどうか。この馬はマイルで1000m「58.6秒」の逃げを打ったこともあるため、ディーマジェスティとしてはできるだけ速い流れを期待したいところだろう。

 ただ、ダービーがスローペースになった際も東京2000mの未勝利戦で、上がり3ハロン「33.5秒」の末脚でマウントロブソンを下した経験もあるだけに、大きく割り引く必要はない。ただし、スローの瞬発力勝負になった場合、本馬の末脚がこのクラスに通じるかは未知数である。
(監修=永谷 研(美浦担当))

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