真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.19 08:20
JRA「大反対」ホープフルSで大盤振る舞い!? 「G1」&「藤田菜七子祭」&「スーパープレミアム」同時開催もファンは冷笑?
編集部
昨年のG2時代の覇者レイデオロが、今春の日本ダービーを勝ったことによって一気に注目度を増したホープフルS。翌年のクラシック第1弾・皐月賞と同じ中山2000mで行われるため、2歳王者を決める従来の朝日杯フューチュリティSよりも、よりクラシックに近い条件での戦いとなる。今年は新設1年目ということもあり、初代王者を巡って「クラシックの主役」を狙う素質馬が集結する可能性が高そうだ。
しかし、JRAがここまでイベントを展開しても、12月28日の競馬開催に対するファンの反応は冷たいようだ。
「12月28日に競馬を開催するということは、これまで『一年の競馬の総決算』と位置付けられてきたグランプリ・有馬記念の後日にレースを行うということです。これにはファンも決定当初からシラケたムードですね。ネット上でも未だに反対意見が数多く見られます。
JRAからすれば『年末までお客様に中央競馬をお楽しみいただくとともに、競走馬の円滑な出走を図る観点』から12月28日の競馬開催を決定したようですが、『結局、金を儲けたいだけではないのか』という指摘もあります。
競馬を代表するレースであり、国民的な年末行事として定着を果たしている有馬記念の価値が下がることに、疑問や懸念を抱いているファンが多数を占めているようで、JRAが今回決定した異例の大盤振る舞いは、何としてもそういったファンに関心を持ってもらうことが狙いでしょうね」(競馬記者)
確かに、今や国民的な知名度を誇る有馬記念に替わって競馬開催の「大トリ」を務める以上、求められるものは有馬記念を超えるスケールと注目度だ。
その点、新設G1となるホープフルSだけでは到底足りないと判断したJRAは、異例の払戻率となる『JRAスーパープレミアム』や『2017ヤングジョッキーズシリーズ』のファイナルラウンドの開催など、あの手この手でファンの関心を引こうと画策しているようだ。だが、今のところその努力も空しく、競馬ファンの反応は冷たい。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは