真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.26 15:10

【チャンピオンズC(G1)展望】「武豊」アウォーディーVS「連覇」サウンドトゥルーに「未完の大器」テイエムジンソクが挑む大混戦!
編集部
その後は、キャリア通算44戦中23回を占める2着、3着の定位置に逆戻りと、この馬らしいもどかしい競馬。ある意味「平常運転」といえるが、前走のJBCクラシックでは再び末脚が爆発し、3つ目のG1タイトルを手にしている。
なかなか勝ち切れないものの、一年に一度はきっちりと仕事をし、これで3年連続のG1制覇となったサウンドトゥルー。”お役目”を終え再び脇役となる可能性もあるが、チャンピオンズCは差しが決まりやすいレースだけに軽視は禁物だ。
そんな「2強」に割って入りたいのが、次代を担うケイティブレイブ(牡4歳、栗東・目野哲也厩舎)だ。
昨春の兵庫チャンピオンシップ(G2)で後のフェブラリーS(G1)の覇者ゴールドドリームに7馬身差をつけて重賞初勝利を飾ったケイティブレイブ。その後も重賞戦線で活躍するも、G1タイトルにはあと一歩及ばなかった。
転機が訪れたのは今年3月の名古屋大賞典(G3)で、福永祐一騎手と初コンビを組んでからだ。川崎記念(G1)で敗れたオールブラッシュに借りを返す勝利を上げると、続く帝王賞(G1)ではこれまでの先行策から差しに転じ、これが見事に功を奏した。アウォーディーやアポロケンタッキーといった強豪を退けて、初のG1制覇を飾っている。
前走のJBCクラシックでは最後の直線で一度は先頭を窺うも、最後はサウンドトゥルーの強襲に屈する悔しい2着。ただ、その充実ぶりは明らかで、ここで「世代交代」を高らかに宣言したいところだ。
そういったダートの王道路線から外れているものの、ここに来て一気に力をつけてきたのが、みやこS(G3)を勝ったテイエムジンソク(牡5歳、栗東・木原一良厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!