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武豊キタサンブラックまさかの「アクシデント」ジャパンC敗退! 大魔神佐々木主浩シュヴァルグラン、悲願のG1初制覇!【G1回顧】

武豊キタサンブラックまさかの「アクシデント」ジャパンC敗退! 大魔神佐々木主浩シュヴァルグラン、悲願のG1初制覇!【G1回顧】の画像1

 26日に東京競馬場で行われたジャパンC(G1)は、5番人気のシュヴァルグラン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が悲願のG1制覇を達成。昨年3着のリベンジを果たした。

 史上稀に見る不良馬場だった天皇賞・秋から打って変わり、素晴らしい秋晴れの下で行われた今年のジャパンC。今年も昨年の年度代表馬キタサンブラックを筆頭に、今年のダービー馬レイデオロなど3世代の優駿牡馬が集う豪華メンバーとなった。

 1番人気は前走で天皇賞春秋連覇を達成し、改めて現役最強を誇示したキタサンブラックで2.1倍。神戸新聞杯を楽勝し、万全の状態で王者に挑むレイデオロが3.8倍の2番人気。G1レース10連続馬券圏内の絶好調男M.デムーロ騎手のサトノクラウンが3番人気で続いた。

 芝2400mを17頭立てで行われたレースは、好スタートを決めたキタサンブラックが戦前の予想通り隊列を引っ張る形。そこにワンアンドオンリーやディサイファが競り掛けたが、内からキタサンブラックがハナを主張して1コーナーに飛び込んだ。

 そんな逃げ集団を見るような形でシュヴァルグランとソウルスターリング、シャケトラ、ブームタイムといったところが好位グループを形成。レイデオロ、サトノクラウン、マカヒキといった人気勢は中団に位置していた。

 1000m通過は60.2秒。良馬場ながら小雨の降る中で行われた昨年が61.7秒だったことを考慮すると、2年連続でハナを切ったキタサンブラックにとってはやや速いペースだったか。

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