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2017.12.01 10:06

ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
編集部
顕彰馬として、殿堂入りを果たしたタケシバオーを輩出した名門・競優牧場で生まれたブレスジャーニー。父が日本でほぼ実績のないバトルプランと、決して良血と言えないこともあって、サマーセールでの取引額はわずか250万円(税抜き)だった。
しかも、デビュー間近となった昨年2月には、生まれ故郷の競優牧場でサラブレッド2頭が射殺される事件が発生。経営に行き詰った元経営者が、保険金目当てで生産馬を殺害するという”自作自演”のあまりにも身勝手で衝撃的な事件だった。
一歩間違えれば被害馬になっていたかもしれない本馬が、その苦難を乗り越え重賞初制覇を飾った前日に有罪判決。なお、表彰式に生産者が現れることはなかった。
複雑な事情を抱えたブレスジャーニーだが、今年3月に骨折し春のクラシックが絶望となった後も、オーナー側の意思により美浦の本間忍厩舎から栗東の佐々木厩舎へ転厩することに。前走の菊花賞は、そんな”ドタバタ騒動”からの再スタートの一戦だった。
恵まれない血統に、悲惨な生産牧場。帰るべき故郷さえ失った本馬だが、それ故にファンの声援もまた一際、温かいものがある。今回のチャレンジCは状態面の良化だけでなく、距離が1000m短縮される舞台設定も大きく好転。ここで復活を果たせば、故障に泣いた今までの借りを返す大きな展望が開ける。
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