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安田記念でほとんど「スルー」の皐月賞馬2騎……ロゴタイプ、イスラボニータの「チョイ地味」コンビが逆転を狙う!?

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isuraboni-ta.jpgイスラボニータ(競馬つらつらより)

 5日に開催される安田記念。上半期の最強マイラー決定戦として伝統ある一戦だが、今年の注目はなんといっても目下7連勝中、国内外G1競走4連勝中のモーリスである。対抗にはドバイターフを勝利したリアルスティール、京王杯SCを鋭い脚で勝利したサトノアラジンといったところか。モーリスに他陣営が恐れをなしたか、出走頭数は12頭とG1としては少ない。

 この上記3頭くらいが話題の中心で、他はほとんど”スルー”というのが実情ではないだろうか。穴馬として1枠1番を引いたクラレントが話題に上がったりはするが……。

 しかし、出走する中には、ファンからあまり取り上げられないG1競走馬が2頭存在する。それが、13、14年の皐月賞でクラシック制覇を達成したロゴタイプイスラボニータだ。

 ロゴタイプは、2歳時に朝日杯FSも制してG1競走2勝。しかしその後、3年もの間勝利から遠ざかっている。中山競馬場では好走する場合も多いものの、詰めの甘さ、他の競馬場での振るわない成績、その絶妙な”地味さ”から、あまり話題に上がらなくなってしまった。2歳~3歳前半までは本当に強かったのだが……。

 同じくイスラボニータも、3歳時に共同通信杯と皐月賞を連勝でG1制覇。ダービーでは1番人気で2着に入り、秋もセントライト記念を勝利して天皇賞では3着など世代を代表する強豪、成長が楽しみだったのだが、4歳緒戦のオールカマーで5着に敗退すると、春は休養。秋は毎日王冠、天皇賞、マイルCSと3戦連続3着と、すっかりツメが甘くなってしまった。今年に入ってからは中山記念9着、大阪杯も離された5着と「お客さん状態」である。

 惨敗を繰り返しているわけではなく、能力は確かにあるはずだ。この安田記念でこの2頭が復活する可能性も十分にある。しかし、いかんせん「地味」なのか、いざ馬券を買う時になるまで話題に上がらない存在の2頭。勝ち鞍といい、非常に似ている。さらに、両方ともオッズ人気はさほど下がらず、落ち着いてしまう傾向にあり、馬券的な美味しさもさほどない。

 ここまで存在感が薄くなってくると、逆に今回「くる」のではないかという気にさせられる。ロゴタイプは前走2着だし、イスラボニータも詰めは甘いが東京は得意コース。ここは2頭の馬連をあえて抑えておくのもアリかもしれない。

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