真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.26 16:47
武豊が後藤浩輝に「報告」……有馬記念キタサンブラック「最初のパートナー」天に向けて仲間に示した「合図」
編集部
キタサンブラックが見事な逃げ切り勝ちを決めた有馬記念(G1)。
当日の最終レース後にはお別れ会が開催され、北島三郎オーナー、武豊騎手、調教担当の黒岩悠騎手、以前騎乗していた北村宏司騎手が顔を揃えた。そして、北島オーナーがはっぴ姿で「まつり」を熱唱。約5万人の観客がその勝利の歌声に酔いしれた。まさに大団円でキタサンブラックは、競走馬生活に幕を下ろした。
その締めくくりとなったレースの勝利後に武豊騎手が「ある行動」をしていたと、競馬ライターの平松さとし氏が伝えている。
記事によれば、武豊騎手はレース後に空に向けて右手で小さくガッツポーズ。そして数回、空を見上げていたという。平松氏がこの行動の意味を問うと、武豊騎手はふたりに勝利の報告をしていたと答えたそうだ。そのひとりは昨年亡くなった父・武邦彦氏。
そしてもうひとりは後藤浩輝氏だったという。
後藤氏は2015年2月27日に死去しているが、その約1カ月前の1月31日に行われた東京競馬場5レース3歳新馬戦で、キタサンブラックに騎乗していた。
キタサンブラックと後藤氏は、幾度も大レースを制した先行策ではなく、後方からの競馬を展開。2着に1・1/4差で勝利を飾っている。通常ならば、後藤氏が継続して騎乗するところだったのだが……。
その後、キタサンブラックは初代相棒の北村宏司騎手に導かれて菊花賞(G1)を制覇。そして武豊騎手とタッグを組み、大舞台での戦いを次々に制して現役最強馬とまで呼ばれるようになったのは多くの人の知るところだろう。
キタサンブラックの伝説は、今は亡き後藤氏から始まったといっても過言ではない。ともに伝説を作り上げた馬に騎乗した者同士。武豊騎手は後藤氏に勝利の報告とともに、なにを語ったのだろうか?
PICK UP
Ranking
23:30更新- 「秋華賞定番」桜花賞馬VSオークス馬対決の行方…データではステレンボッシュ優勢もチェルヴィニアに見逃せない反撃材料
- 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
- ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目
- 「13票生存」も1番人気でわずか1票!荒れに荒れたWIN5の怪…なくなったに等しいキャリーオーバーの魅力
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
- JRA・G1「トレンド継続」で武豊らにチャンス到来!? 秋華賞(G1)有力馬に騎乗する今年G1未勝利ジョッキーは?
- 【秋華賞】チェルヴィニア、ステレンボッシュに重大な不安発覚?牝馬三冠最終戦は“マジックキャッスル級穴馬の下剋上も浮上”で波乱必至!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【南部杯(G1)展望】王者レモンポップ連覇なるか! 新ダート王ペプチドナイルの巻き返しにも期待