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武豊が後藤浩輝に「報告」……有馬記念キタサンブラック「最初のパートナー」天に向けて仲間に示した「合図」

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 キタサンブラックが見事な逃げ切り勝ちを決めた有馬記念(G1)。

 当日の最終レース後にはお別れ会が開催され、北島三郎オーナー、武豊騎手、調教担当の黒岩悠騎手、以前騎乗していた北村宏司騎手が顔を揃えた。そして、北島オーナーがはっぴ姿で「まつり」を熱唱。約5万人の観客がその勝利の歌声に酔いしれた。まさに大団円でキタサンブラックは、競走馬生活に幕を下ろした。

 その締めくくりとなったレースの勝利後に武豊騎手が「ある行動」をしていたと、競馬ライターの平松さとし氏が伝えている。

 記事によれば、武豊騎手はレース後に空に向けて右手で小さくガッツポーズ。そして数回、空を見上げていたという。平松氏がこの行動の意味を問うと、武豊騎手はふたりに勝利の報告をしていたと答えたそうだ。そのひとりは昨年亡くなった父・武邦彦氏。

 そしてもうひとりは後藤浩輝氏だったという。

 後藤氏は2015年2月27日に死去しているが、その約1カ月前の1月31日に行われた東京競馬場5レース3歳新馬戦で、キタサンブラックに騎乗していた。

 キタサンブラックと後藤氏は、幾度も大レースを制した先行策ではなく、後方からの競馬を展開。2着に1・1/4差で勝利を飾っている。通常ならば、後藤氏が継続して騎乗するところだったのだが……。

 その後、キタサンブラックは初代相棒の北村宏司騎手に導かれて菊花賞(G1)を制覇。そして武豊騎手とタッグを組み、大舞台での戦いを次々に制して現役最強馬とまで呼ばれるようになったのは多くの人の知るところだろう。

 キタサンブラックの伝説は、今は亡き後藤氏から始まったといっても過言ではない。ともに伝説を作り上げた馬に騎乗した者同士。武豊騎手は後藤氏に勝利の報告とともに、なにを語ったのだろうか?

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