
東京大賞典(G1)で競馬女王桃井はるこの「本領発揮」!? キタサンブラックに続く引退馬と地方からのイチオシは?

JRAの有馬記念(G1)とともに、年末の風物詩として競馬ファンには馴染み深い東京大賞典(G1)。
有馬記念では、ここがラストランとなるキタサンブラックとクイーンズリングがワン・ツーフィニッシュ。有終の美を飾った。だが、8番人気のクイーンズリングが上位に食い込んだため、予想が外れた人も多かったはずだ。そこでの負けを取り返すべく、東京大賞典に臨もうとしている人もいるのではないだろうか。そこで今回は、昨年に引き続き、アイドル界イチの『地方競馬好き』を自称する桃井はるこさんにこのレースの見どころを語ってもらった。桃井さんのイチオシの馬はどちら?
――先週の有馬記念ではキタサンブラックが勝利しましたね。
桃井はるこ(以下、桃井):キタサンブラックらしい強い勝ち方に感動しました。私は競馬が好きになってまだ日が浅いので、初めてファンになった馬の”ラストラン”だったんです。競走馬生活の締めくくりをいい形で終えられてよかった。だから東京大賞典でも、ラストランとなるコパノリッキーを応援したいんです!
――武豊騎手が主戦を務めるアウォーディーが出走を回避。一時、武豊騎手が同馬に騎乗するのではないかとも伝えられていましたが、田辺裕信騎手に決まりました。
桃井:ここで武豊騎手が騎乗すれば、2週連続で騎乗馬がラストランというちょっとめずらしいことになったんですけどね。私は最初にG1を生観戦したのが、田辺騎手が騎乗したコパノリッキーが勝利したフェブラリーS(G1)だったこともあり、このタッグにちょっとした縁を感じているんですよ。
1984年にグレード制が導入されて以降、中央の平地G1で最低人気の馬が勝ったのは、ダイタクヤマトが制した2000年スプリンターズステークス(16頭立て)以来でした。そんな大波乱でレースは幕を降ろしたのですが、最低人気だったため馬券を購入している人も少なく、表彰式は寂しいものになるのかなぁと思っていたんです。ところが、レースを観戦していたファンの方たちは大勢残って、勝ち馬と騎手に拍手を送り、その勝利を讃えていたんですよ! それまでは競馬場ってもっと殺伐としているものだと思っていたので、本当にビックリしました!!
あの日は、レースに出走する馬や騎乗する騎手だけではなく、馬券が外れたとしてもレースの勝者を称えることができるファン、それらすべてに感激しました。あの経験があったからこそ、競馬ファンとなった今の私があります。まさにコパノリッキーは私の”競馬観”を作った馬なんですよ。
東京大賞典で勝利を収めて、レース後に行われる引退式に華を添えてもらいたいですね。
PICK UP
Ranking
11:30更新宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 宝塚記念(G1)武豊の起用は「懲罰交代」が濃厚か…G1初勝利の若手が失った関係者の信頼、師匠の逆鱗に触れた「問題行動」の裏側
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 「16冠ベビー」ソウルスターリングの独裁政権に突如現れた「超大物」ファンディーナ!激動の3歳牝馬クラシック戦線を振り返る
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
関連記事
【東京大賞典(G1)展望】北島三郎・キタサンブラックの次はDr.コパ・コパノリッキー!? 「引退馬大活躍」で夢の「G1・11勝」確定か
JRA矢作芳人調教師が東京大賞典「終焉」に危機感……中央競馬の12月28日固定開催により、地方競馬「年末の祭典」が消滅の危機へ
JRAホープフルS(G1)開催で関係者も疲弊……ブラック労働さながらの「年中開催」が美味しい人、美味しくない人
JRA池添謙一騎手に「移籍」疑惑が浮上!? 「エージェント外れる」情報を入手で、以前から囁かれた件とは
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!