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ディープインパクト「超高額息子」出走! 大出世レース若駒Sに未来あふれる素質馬集結

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 そのスーパーフェザーを阻む一番手として目されているのは同じくディープインパクト産駒のフォックスクリーク(牡3歳、栗東・中内田充厩舎)だ。

 デビュー戦では道悪、大外枠という難しい条件。だが好位から4コーナで先頭に立つと、一度は後続を追いつかれるもそこからさらに突き放して快勝した。

 同馬の母馬は産駒通算22勝の実績を誇るクロウキャニオン。全兄には15年の弥生賞(G2)を制し、皐月賞(G1)では4着に入ったカミノタサハラらがいるなど活躍馬が並ぶ。良好な成績を残す血統背景に後押しされ、登竜門的レースで好走できるかが期待される。

 2頭の良血馬に続く人気を集めると見られているのが、ケイティクレバー(牡3歳、栗東・目野哲也厩舎)だ。初勝利は3戦目と出遅れたものの迎えた京都2歳S(G3)ではグレイル、タイムフライヤーに次いで3着と好走した。前走の朝日フューチュリティS(G1)では11着といいとこなしで終わったが、若駒Sが開催される京都競馬場2000mではこれまで3戦してすべて馬券内と相性は上々。得意とするコースで巻き返しの狼煙をあげたいところだ。

 他にも重賞出走経験も豊富なマイハートビート(牡3、栗東・高橋義忠厩舎)や、好走を続けているバイオレントブロー(牡3歳、栗東・佐々木晶厩舎)、さらに地方で目覚ましい成績を残し、ここが中央移籍初戦となるビップレイジング(牡3歳、栗東・小崎憲厩舎)など一筋縄ではいかないメンバーが出走を予定している。

 名馬を輩出した出世レースを制し、今年のクラシック戦線に殴り込みをかける競走馬はどの馬になるのだろうか? 各馬の好走を期待したい。

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