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「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛

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 その後、南関東を中心に9歳まで走り続けたギンザグリングラスは109戦3勝という成績で引退。本来なら種牡馬になれるはずもないが、パーソロン系延いてはバイアリータークの血を日本に残そうとした一部の熱心な競馬ファンの計らいによって、何とか種牡馬入りを果たした。

 先述した2016年に産まれた、わずか2頭のバイアリータークの血を引くサラブレッドは、述べるまでもなく共にギンザグリングラスの産駒である。決して簡単な話ではないと知りつつも、1年でも長く種牡馬生活を続けてもらいたいと願うばかりだ。

 またJRAがISBC(国際血統書委員会)の承認を受けている21各国の血統登録機関の協力を得て調べたところ、世界の競馬先進国における3大始祖の割合はダーレーアラビアンが97.8%。日本ほどではないが、圧倒的なシェアを占めている。

 続いてゴドルフィンアラビアンが1.8%、バイアリータークに至っては0.4%と絶滅寸前の危機に立たされている。今や完全なる”支配者”となったダーレーアラビアンの猛威は、世界的に見ても年々確実に侵食しているということだ。

 そういった中、メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンといったギンザグリングラスの血をつなぎとめた日本のように、この事態を重く見てバイアリータークの血を残そうと立ち上がった人物がいる。カタールの王族であるシェイク・ファハドだ。

 日本でもパールコード(秋華賞2着)やグレイトパール(平安S)のオーナーとして知られるファバト殿下は、日本のセレクトセールにも積極的に参加するなど世界を股に掛ける大馬主である。

 そんなファバト殿下が所有するバイアリータークの系譜を継ぐ種牡馬がドゥーナデンだ。

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