GJ > 競馬ニュース > 【川崎記念(G1)展望】
NEW

【川崎記念(G1)展望】武豊アウォーディー「世界制覇」へ絶体絶命!?”落ち目”のダート王が絶対に負けられない理由

【この記事のキーワード】, ,
【川崎記念(G1)展望】武豊アウォーディー「世界制覇」へ絶体絶命!?落ち目のダート王が絶対に負けられない理由の画像1

 31日には、川崎競馬場で2018年G1開幕戦となる川崎記念(G1)が開催される。
 
 過去にはホッコータルマエが3連覇を達成するなど、ダートの超一流馬が順当に勝利を収める印象があったが、昨年はオールブラッシュが初重賞勝利をG1で決める波乱の決着となった。今年もダート界のトップホースが顔を揃えたが、2018年最初のG1で勝ち名乗りを挙げるのは、どの馬か。

 強豪が集ったものの、崖っぷちに立たされているアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)は何としても結果が欲しい。

 一昨年のJBCクラシック(G1)でダート無敗の6連勝でG1初制覇を飾った際、この馬を誰がG1・1勝で止まると思っただろうか。一時、次代のダート界の主役として、将来を約束されていたアウォーディーがもがき苦しんでいる。

 昨年はドバイワールドC(G1)に挑戦するなど、日本のトップホースとしてG1戦線を走り抜けたが結局、未勝利。それも3→4→5着と徐々に着順を落とし始め、年齢からくる衰えを指摘する声も小さくはない。

 汚名返上を懸ける今回は2年連続のドバイワールドC出走に向け、何としても結果が必要な一戦。ここで惨敗するようなら、昨年の5着馬が招待されない可能性もある。幸い、川崎の2100mは初G1を飾ったJBCクラシックと同じ舞台。主戦の武豊騎手と共に今度こそ結果を残し、名実ともに日本代表として世界に挑みたい。

 そのアウォーディーと同世代のサウンドトゥルー(セン8歳、美浦・高木登厩舎)は3度目の正直を狙う。

 衰えが見え始めた感のあるアウォーディーと比べて、こちらはセン馬ということもあって気力十分。前走の東京大賞典(G1)でも上がり最速で2着を確保するなど、現役屈指の鋭い末脚は健在だ。

【川崎記念(G1)展望】武豊アウォーディー「世界制覇」へ絶体絶命!?”落ち目”のダート王が絶対に負けられない理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛