
過去の勝ち馬は”神”レベル! アーリントンC(G3)で、M.デムーロ3週連続JRA重賞制覇達成!

27日、阪神競馬場で3歳マイル重賞・アーリントンC(G3)が開催され、M.デムーロ騎乗、4番人気のレインボーライン(牡3歳 栗東・浅見厩舎)が2着のダンツプリウス(牡3歳 栗東・山内厩舎)をハナ差退けて勝利した。
1~6着までが「ハナ-ハナ-クビ-アタマ-ハナ」と大接戦となった今年の同レース。最後までもつれる展開を制したのは、やはりノリにノる外国人騎手のデムーロ騎手だった。これでデムーロ騎手は先週のフェブラリーS(G1)などと合わせ「3週連続重賞勝利」ということになった。それだけでなく、この3週間の”重賞騎乗機会”で考えれば「重賞4連勝」ということでもある。
レース前から「混戦」ムードがただよっていたがその通りの展開に。レースはスタート直後に7番人気のロワアブソリュー(牡3歳 栗東・須貝厩舎)が出遅れ。6番人気のシゲルノコギリザメ(牡3歳 栗東・谷厩舎)がハナを主張してレースを引っ張り、1000m通過が59.1というミドルペースで運んだ。
直線に入るとまずはレオナルド(牡3歳 栗東・藤原厩舎)が先頭に立つが、すぐさまダンツプリウス、レインボーラインが並びかけ、大外から出遅れたロワアブソリューも脚を伸ばす。最後まで横一線でレースが進み、レオナルドが止まったところを前述3頭が抜き去り、並んでゴールイン。わずかにレインボーラインが勝利するという白熱した展開となった。
個人的には2着ダンツプリウスに騎乗した丸山元気騎手の3年ぶりの重賞制覇も見たかったが、そこはさすがデムーロ騎手。位置取りも追い出しも絶妙であった。このままでは本当に「重賞はデムーロ買えば競馬は当たる」と、武豊しかいわれたことのないセリフも当然になってしまいそうである。
ダービー馬・タニノギムレットやドバイ制覇のジャスタウェイなど、多くの超名馬を輩出してきた同レース。特に上位3頭は、今後の活躍が楽しみである。
~レース結果~
1着:6番レインボーライン(M.デムーロ)
2着:12番ダンツプリウス(丸山元気)
3着:15番ロワアブソリュー(F.ヴェロン)
~一部配当~
単勝:6「680円」(4人気)
馬連:6-12「5,840円」(27人気)
馬単:6→12「10,730円」(47人気)
三連複6-12-15「33,820円」(118人気)
三連単6→12→15「194,110円」(661人気)
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?