GJ > 競馬ニュース > 弥生・楠原安里梨本命は?  > 2ページ目
NEW

武豊ジャンダルムを2番手に……当たりすぎるアイドル、楠原安里梨が「4強」弥生賞(G2)で本命に推すのは

【この記事のキーワード】, ,

■絶好調の楠原安里梨が弥生賞を読み解く

0302kusuhara_main02.jpg

――さて、馬券は絶好調とのことですが、弥生賞でもその読みを発揮してもらいたいですね。

楠原安里梨:私の大本命はダノンプレミアムです。2000mのレースは初ですが、デビュー戦が稍重の芝1800mなので距離は不安視しなくてもいいでしょう。前走の朝日フューチュリティS(G1)では、3番手で先行していたにもかかわらず、最後の直線では上がり最速33.6秒を記録するという異次元の走りを披露してくれました。

 鞍上の川田将雅騎手も好調ですので、死角はないでしょうね。ディープインパクト産駒は若い時期から能力を発揮することが多いですから、今回も持ち前の圧倒的なスピードでさくっと勝ってしまうのではないでしょうか。

――なるほど。2歳王者がクラシックの前哨戦を制すると。

0302kusuhara_sub02.jpg

楠原安里梨:そうですね。対抗は願望も込みですが、武豊騎手騎乗のジャンダルムです。弥生賞と同じコースで行われた昨年のホープフルS(G1)で2着と好走するなど経験もあります。そしてこの馬がここで勝つ、または上位に食い込むことができれば、皐月賞(G1)がさらに面白いものになると思うんですよ。なので、応援したいですね。あと、実は先週の阪急杯(G3)では武豊騎手騎乗のダイアナヘイローを買えなかったので、弥生賞で取り返したいんですよ(笑)。

――ちょっと意外な馬の名前が飛び出しましたね。では3番手は?

楠原安里梨:ワグネリアン、オブセッションの2頭で悩んでいます。

 ワグネリアンは馬体的には出来上がっていると思います。でも、高速のピッチ走法から、ストライドが大きくゆったりとしたフォームに変更した点が気になります。成長したのでクセが変わったのかもしれませんが、できることならば成功しているフォームを貫いてほしかったですね。

 オブセッションは前走でレコード勝ちを収めたシクラメン賞の走りが衝撃的。デビュー戦で重馬場の芝2000mを快勝しているため、距離も問題はないでしょう。そして主戦のC.ルメール騎手が芝2000mを得意としている点も見逃せません。重賞制覇経験はありませんが、なにかやってくれそうな感が強いんですよ。

 この2頭はエンジンのかかりが遅く後方から競馬をするタイプ。直線が短い中山競馬場では先行策を取るだろうダノンプレミアムには届かないだろうと考えています。最終的には枠次第のところはあると思うのですが……。個人的にはオブセッションにがんばってほしいですね。

武豊ジャンダルムを2番手に……当たりすぎるアイドル、楠原安里梨が「4強」弥生賞(G2)で本命に推すのはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬