真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.01 10:43
武豊「絶賛」ジャンダルムの「超」成長力で2000m不安なし!?”池江マジック”で血統の常識を覆す「限界突破」を実現
編集部
ジャンダルム「競馬つらつら」より
4日に中山競馬場で行われる皐月賞の王道トライアル・弥生賞(G2)に、快速馬を母に持つジャンダルム(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)が登場する。世代のトップを窺うライバルが集った2000m戦で、どこまでやれるのか注目が集まっている。
母は2003年に高松宮記念(G1)を制し、最優秀4歳上牝馬に選出された短距離女王ビリーヴ。その産駒にもマイル以下で5勝を上げ重賞戦線でも活躍したファリダット(父キングマンボ)、1200m以下で7勝を上げたフィドゥーシア(父メダーリアドーロ)など、スピード自慢が並ぶ。
しかし、キトゥンズジョイ産駒のジャンダルムには距離の融通が利きそうで1600mのデビュー戦を快勝した際、主戦の武豊騎手は「2000mまでならこなせそう」と話していた。そこに「ダービー(2400m)まで行ってほしいね」と”無茶振り”を入れたのが、オーナーの前田幸治氏だった。
この日から池江厩舎による、距離適性の”限界突破計画”がスタートする。
無論、これで簡単にジャンダルムの距離適性が伸びるのであれば、この世に短距離馬など存在しないだろう。馬の適性に合わせて細やかなカテゴライズが成されている昨今の競馬界で、そう簡単に「限界の壁」を乗り越えることなどできない。
しかし、それをやってのけるのが、池江泰寿調教師が「稀代のトップトレーナー」と称される所以の1つだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛