重賞穴馬情報~エプソムC・マーメイドS~
今週はG1レースはないものの、好メンバーが揃ったエプソムカップ(G3)とマーメイドステークス(G3)という2つの重賞が組まれている。G1レースがないから一休みなんていうのはもったいない。6月26日に控える春のグランプリ宝塚記念(G1)へ向けて勢いを付けるべく、そしてその軍資金を稼ぐためにも週末は有意義に過ごしたいところだ。
というわけで今回はエプソムカップとマーメイドステークスで激走が期待される人気薄の穴馬候補を探っていこう。
エプソムカップ
過去10年で1番人気馬はわずか3勝という波乱含みのレース。昨年の優勝馬エイシンヒカリは今や世界で活躍しており、今年も将来性のある素質馬が出走。
過去10年を見ても大波乱という結果は見られないが、それでもマスコミノーマークの穴馬が何頭か激走してなかなか美味しい配当を演出している。
この10年で6番人気以下で3着以内に好走したのは7頭。そこに共通する項目は以下の通り。
年齢:4歳馬と7歳馬が激走
騎手:関東所属騎手が圧倒
性別:牡馬のみ
前走人気:重賞なら14番人気以内。重賞以外なら6番人気以内
前走レース:都大路S、新潟大賞典、マイラーズカップ組に注意
枠番:真ん中より内側(1~9番)
実績:過去に重賞2着以内もしくはエプソムC3着以内
馬体重:442-516kg
戦績:3走以内に3着以内あり
この内容を踏まえて浮上する穴馬候補は以下の2頭だ。
アルバートドック
———————-
関東の三浦皇成騎手が騎乗。前走、年齢、馬体重など激走要素がズラリ。
エキストラエンド
———————-
関東の内田博幸騎手が騎乗。前走、年齢、馬体重など激走要素がズラリ。
アルバートドックは3走前に小倉大賞典を優勝。前走のマイラーズカップは5着だが勝ち馬とは0.4秒差。ここで巻き返してもおかしくはない。
エキストラエンドは2月の東京新聞杯で2着に好走。前2走は別のコースで結果が出なかったが、今回は東京新聞杯と同じ東京コース。久々の1800m戦だがこの距離は3戦2勝と好相性。ここは見逃せない一頭だ。
この2頭をフルーキー、ロジチャリス、ルージュバックといった実績馬と絡めた馬券をオススメしたい。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変















