真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.20 17:30

エージェント切って「大躍進」!! JRA大野拓弥騎手「キャリアハイ」更新ペースの影に本人の「性格」と「お財布に優しい」真実が
文=利坊
何も”それ”がすべてではない、ということだろうか。
JRAに所属する騎手にとって、勝鞍を重ねる大前提として重要なのが「エージェント」であることは、今さら語るまでもあるまい。
昨年から今年にかけ、JRA主導で「エージェント改革」なるものも行われ、エージェントにも様々な制限が付与されることにはなったものの、依然として影響力は絶大。リーディングトップを狙うには、エージェントの力は不可欠と断言できる時代だ。
一部には例外もある。美浦の重鎮・横山典弘騎手は、昨年春よりエージェントとの契約を解除し、その後は積極的に栗東トレセンに「営業」をかけ騎乗馬を集める動きをし、すでに昨年45勝を上回るペースの16勝(3月20日時点)を収めている。とはいえ、あくまでもこれは「天才・横ノリ」だからこそと考えることもできるだろう。エージェントなしでも「託してみたい」と思う現場関係者が多いことは容易に想像できてしまう。同じく美浦の蛯名正義騎手は、エージェントを切ってから目に見えて成績も低下した。
やはり、一部のトップ騎手を除き「エージェント大国日本競馬」は変わらずか……と思いきや、そんなイメージを覆しつつあるジョッキーがいる。
美浦の大野拓弥騎手だ。
「大野騎手は昨年夏にエージェントとの契約を打ち切りました。関係者や記者の間でも『今年は苦戦するだろう』と多くの人が語っていたのですが、蓋を開ければ昨年の自己ベスト56勝をさらに上回るペースの15勝(3月20日時点)をマーク、関東6位、全国17位と躍進しています。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬