真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.06.15 08:15
【夏季特別企画】史上最強世代『最後の一冠・菊花賞の行方』 Vo.1 「川田騎手も惚れ込む『超新星』」
監修=下田照雄(栗東担当)

空前のハイレベルな争いとなった今年の3歳牡馬クラシック。特に皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)で1着から5着まで同一の馬がしめるというのは、史上初のことだ。
日本ダービー馬マカヒキに、皐月賞馬のディーマジェスティ、2歳王者リオンディーズ、これにサトノダイヤモンド、エアスピネルを加えた「5強」が今年の3歳牡馬の頂上に堂々と君臨。春二冠の結果からも、その壁が極めて高いことがうかがえた。
だが、3歳牡馬クラシックの決着は、まだついていない。
秋にはクラシックの中でも「強い馬が勝つ」といわれている最後の一冠・菊花賞(G1)が控えている。その上、マカヒキやサトノダイヤモンドの陣営からは凱旋門賞(仏G1)挑戦の可能性も発表されており、菊花賞戦線の勢力図はまだまだ不透明なままだ。
例えば、昨年の菊花賞で1番人気3着したリアファルは、春はクラシックどころかダートを走っていた。一昨年にしても勝ったトーホウジャッカル、2着サウンズオブアース、3着ゴールドアクターはすべて皐月賞に出走していない上がり馬だ。
これらはほんの一例で、春の二冠から夏を挟む菊花賞では、それまでの勢力図が大きく変化することは決して珍しくはない。
そこで今回から約3カ月に掛けて史上最強世代の『最後の一冠・菊花賞の行方を占う』という不定期連載企画をスタートすることなった。春の有力馬の現状はもちろん、菊花賞が行なわれる淀の3000mで真価を発揮しそうな「お宝馬」を今からチェックしておきたい。
記念すべき第1回は、さっそく先週の競馬から菊花賞路線の「新星」を紹介する。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
















