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【大阪杯(G1)展望】「新王者」スワーヴリチャードVS「復権」サトノダイヤモンド!キタサンブラックに次ぐ「競馬界の主役」を決める戦いが開幕!

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 単純な能力だけであれば、シュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)が抜けた存在であるという見方は強い。

 昨年のジャパンC(G1)では、キタサンブラックを撃破してG1初制覇。敗れはしたものの有馬記念でも3着と、スワーヴリチャードに先着している以上、絶対能力という点ではシュヴァルグランに一日の長がある。場合によっては、あっさり勝ってもおかしくはない存在だ。

 ただし、シュヴァルグランが2000m以下を走るのは3歳夏以来。ここ3年間はずっと2200m以上を使われて、天皇賞・春において2年連続で馬券圏内を確保するなど、主に長距離戦で結果を残してきた。悲願の初G1制覇を目指す三浦皇成騎手とコンビを組む今回は、中距離への対応が最大の課題となるだろう。

「距離」という点ではペルシアンナイト(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)も、小さくはない課題を抱える存在だ。

 昨秋には2000年のアグネスデジタル以来となる、3歳馬によるマイルCS(G1)制覇を成し遂げたペルシアンナイト。過去の達成馬はタイキシャトルやサッカーボーイといった歴史的名馬に限られているだけに、この馬に掛かる期待はことさら大きい。

 だが、期待された前走の中山記念(G2)では、単勝2.1倍の1番人気に推されながらも5着。上がり最速の末脚で能力の一端は見せていただけに巻き返しが期待されるが、2000m戦は昨春の皐月賞(G1)2着以来となる。2000mで結果を残しているとはいえ、2400mの日本ダービーでは最後の直線で失速。本質的にはマイル向きだけに、超一線級との中距離戦に一抹の不安を残している。テン乗りの福永祐一騎手の手綱さばきに注目だ。

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