真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.03.29 15:11
JRA武幸四郎厩舎以上の評価? 社台グループ「メロメロ」の新参調教師に熱視線
編集部
「先週、田中博康調教師は心底ホッとしていたようですよ。厩舎開業初勝利という意味もありますが、なんといってもあの社台レースホースが所有する人気薄の馬で勝利を収めたことが大きかったみたいですね。社台関係者たちからの評価も上がったと聞きました」(現場記者)
25日の中京競馬場8Rダート1800mで、管理するエジステンツァが後方から上がり最速の末脚を見せて快勝。田中博厩舎にうれしい厩舎開業初勝利をもたらした。
エジステンツァは父キングカメハメハ、母が08年のエリザベス女王杯優勝馬リトルアマポーラ、母父はアグネスタキオンという血統を持つ。当初は小島太厩舎に預けられていたが芝で芽が出ず、ダート転向2戦目で初勝利。しかし、その後も掲示板に載るだけで精一杯と、とても活躍しているといえない馬だった。
「今回が田中博厩舎に転厩して初戦。レースでは8人気と期待薄でしたが、最後の直線で伸びのある末脚を発揮するなど、これまでとは見違える走りを見せました。伸び悩みを見せていた良血馬に対して、意識的に馬体を絞る調教を行い、コンディションをきちんと整えた点なども社台関係者から田中博調教師への評価につながっているようです。今後の有力馬の預託にも繋がりそうですね」(前出・同)
今年7名の調教師が新たに開業。その中ではバツグンの知名度を誇っているのは武幸四郎厩舎だが、一部からはそれに負けず劣らずの評価を受けていたのが、この田中康厩舎だった。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!