真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.02 09:10
NHKマイルC(G1)タワーオブロンドン「マイルOK」に不安? 1600mに弱点を残す「証拠」と一新されたゴドルフィン軍団の「今後」
編集部
タワーオブロンドン(JBISサーチ公式サイトより)6日に東京競馬場で開催されるNHKマイルC(G1)で頭一つ抜けた人気に支持されそうなのが、アーリントンC(G3)で重賞2勝目を上げたタワーオブロンドン(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。
ここまで6戦4勝、2着3着が1回ずつと、馬券圏内から外れたことがない安定感。唯一3着に敗れた昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)だが、前を走っていたのはダノンプレミアムとステルヴィオは3歳になっても弥生賞(G2)、スプリングS(G2)を勝つなど世代トップクラスを証明しているだけに悲観する必要はない。
管理する藤沢和雄調教師も「道中で力んだところがあったし、直線でも前にいた馬の影響で切り返す場面があった。決してスムーズな競馬じゃなかった」と朝日杯FSに明確な敗因があったことを強調。そんな状況での3着なら、今回のメンバーではむしろ大威張りできるはずだ。『netkeiba.com』の事前予想でも、単勝2.3倍と抜けた1番人気が予想されている。
そんな今年のNHKマイルCの大本命馬だが、唯一の死角と言えば、やはり「マイル戦への対応」ということになるだろう。無論、それは前走のアーリントンCで見せた圧巻の勝ちっぷりで、ほぼ解消されたと述べていい。
しかし、「マイル実績」という意味では、前走が初勝利だった。主戦のC.ルメール騎手は本馬に対して「本質はスプリンター」とコメントしていたこともあり、藤沢調教師もマイル戦を戦うにあたって「リズムよく折り合えば」という注文を付けている。
すでに各メディアでは「マイル戦問題なし」との見解が報じられ、陣営からも前向きなコメントが掲載されている。ただ、その一方で陣営に「一抹の不安」がある可能性はかなり高いといえる。何故なら”証拠”があるからだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】














