函館SSで岩田康誠騎手、今年初重賞制覇に「ハナ差」届かず……乗り馬でなく「運」に見放された苦しい現状

19日に行われた函館スプリントS(G3)は、12番人気の伏兵、3歳牝馬ソルヴェイグが1:07.8のレコードで勝利を収めた。
1、2着を3歳勢が占める結果となり、「最強世代」と称される層の厚さを感じさせた。今年の夏競馬は、斤量的にも有利な3歳勢が席巻するのではないか……そんな予感もしてしまう。
そして、ソルヴェイグとハナ差、本当にわずかな差に泣いたのが3歳牡馬のシュウジだ。道中インコースの3~4番手につけ、最後の直線では内から2番目のスペースを突き、一度はわずかに先頭に立った。このまま勝負が決まったかと思った刹那、ソルヴェイグが驚異的な追い込みを見せ並んでゴールイン。写真判定の結果、ソルヴェイグが差し返しとなってしまった。
シュウジとしては、ここ最近の1400~マイルでの不甲斐ない成績から不安も多かったが、1200mのスプリントでその能力が蘇った格好。今後はスプリント路線で覇を目指すこととなるだろう。
ただ、非常に残念だったのが、このシュウジの鞍上である岩田康誠騎手である。
現在40勝でリーディング7位の岩田騎手。決して悪い成績ではない。しかし、今年に入って、正確に言うと昨年の夏以降、一度として重賞を勝利していないのだ。
昨年は重賞を13勝、その前も10前後の重賞勝ちを続けてきた岩田騎手だが、今年に入ってからは重賞ではノーチャンスの状態が続いている。かつてジェンティルドンナなどG1ホースに騎乗していた様子は見る影もなく、ローカル開催に登場することもある状況だ。
そんな中、直線でシュウジが抜け出した瞬間は多くのファンが「久々にきたか!?」と思ったに違いない。しかし、結果は無情にも2着。乗り馬だけでなく、運にも見放されているのか……。
最近ではいきなり坊主頭にしたり、服装がチンピラ風になったりといろいろと「迷走」が取りざたされる岩田騎手。今回は敗れたが、今日のようなナイス騎乗を続けて、早く今年初重賞勝利を手にしてもらいたい。
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