真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.20 09:07

オークス(G1)サトノワルキューレは「ドゥラメンテ級」!? M.デムーロ絶賛の「第3の刺客」が持つ、大本命アーモンドアイにはない「強味」とは
編集部

20日に開催される今年のオークス(G1)は、桜花賞馬アーモンドアイと2歳女王ラッキーライラックによる「新旧女王対決」が注目されている。
しかし、その「2強」に割って入るだけの素質を感じるのが、トライアルのフローラS(G2)を制したサトノワルキューレ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
スタートで出遅れて最後方からの競馬を強いられたものの、上がり3ハロン33.4秒の末脚で豪快に差し切ったフローラS。そのレース内容も然ることながら、当レースがオークストライアルとして現行の東京2000mで施行されるようになった1987年以降、勝ち時計が2分を切ったのは、この馬と一昨年のチェッキーノだけ。
そのチェッキーノが本番で、勝ったシンハライトにクビ差まで迫る2着に好走しているのだから、本馬に対する期待が高まるのも当然だ。
ちなみに、ここからオークスを制した2010年のサンテミリオンが2:00.2、ハナ差の2着まで迫った2007年のベッラレイアも2:00.8と速い時計でトライアルを勝利しており、フローラSの勝ち時計は、それなりに説得力を持ったバロメーターになりそうだ。
そして、サトノワルキューレのフローラSの勝ちっぷりが如何にスケールを感じさせるものだったのかは、先述した時計面だけでなく「レース後の陣営の動き」を見れば明らかなようだ。
「実はサトノワルキューレは当時、クラシック登録を行っていませんでした。角居調教師ら陣営も本馬の素質を高く評価していたんですが、だからこそ『じっくり行こう』という方針で、前走は出走権確保というよりは『同世代の強いところとやって、どんな競馬ができるのか』と、半ば”物見遊山”の意味合いが強かったようです。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは