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オークス(G1)土屋太鳳「愛馬」カンタービレが「神の選択」を打ち破る!?「最強の相馬眼」M.デムーロ騎手に”見捨てられた馬”が大波乱の主役に?

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オークス(G1)土屋太鳳「愛馬」カンタービレが「神の選択」を打ち破る!?「最強の相馬眼」M.デムーロ騎手に見捨てられた馬が大波乱の主役に?の画像1

 昨秋は、まさに「デムーロの秋」だった。

 5月のオークス(G1)から11月のジャパンC(G1)までG1レースを10戦連続3着以内。さらに同レースまで日曜日の重賞で9週連続3着以内と「完全に神懸っていた」と述べても、何ら過言はない活躍ぶりだった。

 その快進撃を支えたのが、デムーロ騎手の驚異的な「相馬眼」である。

 9月のスプリンターズS(G1)では前哨戦のセントウルS(G2)の勝ち馬で、後に今年の高松宮記念(G1)勝つことになるファインニードルではなく、レッドファルクスを選択して見事に優勝。10月の天皇賞・秋(G1)でも前哨戦の毎日王冠(G2)を勝ったリアルスティールではなく、サトノクラウンに騎乗してキタサンブラックと大接戦を演じている。

 さらに11月のエリザベス女王杯(G1)でも前年の覇者クイーンズリングではなく、G1未勝利馬のモズカッチャンに騎乗して優勝。続くマイルCS(G1)で今度はレッドファルクスではなく、同じくG1未勝利馬のペルシアンナイトを選択して2週連続G1制覇を飾った。

 昨秋、デムーロ騎手に選ばれた馬は「勝ち負け」だった一方、逆に選ばれなかった馬はいずれも「馬券圏外に消える」という結果。このイタリア人騎手が何故ここまで大レースで強いのか、その一端を示す結果となった。

 そういった意味で、20日に行われる今年のオークス(G1)においてデムーロ騎手に「選ばれなかった」カンタービレ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)は、厳しい立場と述べざるを得ないのかもしれないが……実際のところはどうなのだろうか。

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