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JRA藤岡佑介騎手「蛇行運転」で痛恨の騎乗停止……日本ダービー(G1)サンリヴァルの「代役」は”あの騎手”が有力か


「昨年のダービー以降、これまでにはなかった積極性が見えるようになり、周囲の関係者からも『変わった』という声が多く聞かれていました。そして、その努力が形になって実ったのが、悲願の初G1制覇となった今年のNHKマイルCでした。

今年は現在もリーディング10位と健闘していますし、今回のダービーでもサンリヴァルだけでなく、ステイフーリッシュで京都新聞杯(G2)を勝たせて出走に導くなど、充実ぶりが楽しみだったんですが、まさかこんなことになってしまうとは……。

ただ、パトロールビデオでは左に右に蛇行を繰り返しており、2度に渡って進路を妨害していることからも弁解の余地はないかと……。率直に述べて、以前のルールなら降着になってもおかしくなかったでしょうし、2日間の騎乗停止だけで済んだことは不幸中の幸いだったのかもしれません」(競馬ライター)

 ただ、この結果に納得が行かないのは、被害馬となり3着に敗れたイシュトヴァーンの馬券を買っていたファンだ。

 被害馬に不利がなければ加害馬より前に出ていた確信がない限り、降着が発生しないのが現行のルール。このレースでも降着が発生しなかったように、仮にイシュトヴァーンに不利がなかったとしても、勝ったラセットに先着できていたかは定かではない。

 しかし、少なくとも2着のハクサンフエロとは「クビ差」だっただけに不利さえなければ、イシュトヴァーンが競り勝っていた可能性が高い。ただ、こういった事象を救済できないのが、現状のルールの問題点だ。

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