日本ダービー(G1)ワグネリアン皐月賞は「度外視」できる!? 「馬場」だけでない明確敗因と勝算
皐月賞1番人気で惨敗したワグネリアンは勝機を見出せるか!?
いよいよ27日(日)に行なわれる東京優駿(G1)第85回日本ダービー。この3歳馬の頂点を目指す戦いは混戦ムードといったところ。皐月賞を挫石で回避し日本ダービーに直行することになったダノンプレミアムが1番人気という予想だが、強い馬だとわかっていてもさすがにぶっつけでダービーを勝つのは難しいと思われる。今年皐月賞(G1)が重馬場の前残り決着だっただけに、敗れた追い込み馬たちにもダービーで巻き返しは十分にある。タイムが良かった青葉賞組など、別路線組にも今年はチャンスがあるだろう。
この群雄割拠の戦いにおいて、皐月賞で結果を出せなかったワグネリアンは、どう戦うのか。
ワグネリアンの皐月賞を振り返ってみると着順は7着だが、言われているほど悪いレースではなかった。スタートしてから後方待機で外目を追走。3コーナーから外をまくって上がっていくも、スピードが急に上がった為、それほど上がれず4コーナーを通過する。外にM.デムーロ騎手のキタノコマンドール、内にC.ルメール騎手のステルヴィオがいて、その真ん中にワグネリアンを入れた三頭併せで直線を上がってくる。途中岩田騎手のグレイルがステルヴィオとワグネリアンの間に入ってきて、ステルヴィオとキタノコマンドールに挟まれる形で危険を感じた福永騎手は、それ以上は強く追わず、最後は流すようにしてゴールインした。
「ワグネリアンが負けた敗因は、やはり稍重の馬場じゃないでしょうか。スタートしていい手応えで追走したのに、思ったほど良い位置が取れませんでした。3コーナーからマクりましたが、位置をあげられませんでしたね。稍重の馬場がやはり苦手に見えましたね」(現場記者)
たしかにワグネリアンのスタートは良かったが、行き脚つかなかったように見えるし、道中、ノメッているようにも見えた。当然、他馬よりも体力の消耗が早くなってしまう。ダービーでは、雨が降れば絶望ということなのか。
「馬場が重いのが下手だという敗因は否定はしませんが、しかし、それほど悲観することではないと思います。ラスト1Fで最後挟まれそうになり、福永騎手はムチを入れずに追っただけでしたが、上がりタイムがメンバー中3位という時計が出ています。もし本当に重下手ならばこのタイムは出ないはずです。過去にも重馬場の野路菊Sを上がりタイム2位の末脚で勝っていますしね。むしろ、敗因は複合的にいろんな要因が起こって負けた、と見るべきです」(競馬ライター)
馬場だけが敗因ではないとなると、たくさんの事を克服しなければ勝てないということなるのだが。
「そうですが、すべて克服可能です。一つは、この馬の調整に問題がありました。友道厩舎はワグネリアンの中間の調教を栗東の坂路、CWコースと併用して行なっています。二週前追い切りではCWコースでびっしりと追われて、一週前追い切りと最終追い切りは坂路で強めに追われています。ところが皐月賞前の調教は、二週前追い切りをCWコースで行なったものの終い重点の軽い追い切り。一週前追い切りはCWコースでしたがこれも軽いもの。最終追い切りも坂路ではなくCWコースで軽め。たぶん反動を気にしてパターンを変えたのでしょうが、これが微妙に調整を狂わせてしまい、凡走を引き起こしてしまったようです。当日のパドックは、いつもうるさい馬がおとなしかったですね。陣営はダービーに向けて調教パターンを戻しており、この要因に関しては改善されるでしょう。
PICK UP
Ranking
17:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?
JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想- 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 日経新春杯(G2)武豊が狙う23年ぶり制覇、土日連勝なら17年ぶりの快挙も
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- JRA武豊「復活」の京都記念(G2)完勝は「確執と低迷」の序章……近藤利一オーナー死去、アドマイヤビルゴ登場まで長過ぎた沈黙の時間
















