真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.22 19:45

日本ダービー(G1)ワグネリアン皐月賞は「度外視」できる!? 「馬場」だけでない明確敗因と勝算
編集部

二つ目は、多頭数のレースに出たことがないワグネリアンが、レース中に怯んでいたことも考えられます。しかし、逆に皐月賞で経験できたのはプラスですので、このことで足を引っ張ることもありません。
三つ目は、福永騎手の精神的なものです。本来はダノンプレミアムが出て1番人気になるところを、出走取消となったためにワグネリアンが押し出された1番人気に。これにより福永騎手は追いかける立場から追われる立場に変わってしまいました。プレッシャーを強く感じてしまい、思い切った騎乗ができなかったのかもしれませんね。
以上、3つの要因と稍重の馬場で、ワグネリアンは力を出し切れなかったのだと思います。馬場が悪いだけなら、上位争いはできたと思いますよ」(競馬記者)
陣営は調教は元に戻しているというし、多頭数の経験はダービーにプラス、当日の人気が落ちることで福永騎手は気楽に乗れると思われ、重い馬場も上位争いは可能とのこと。
問題点は取り払われた。マカヒキでダービーを獲った友道調教師と、悲願のダービージョッキーを狙う福永騎手とのタッグは、大きな魅力である。
日本ダービー当日、人気が落ちたワグネリアンが激走することに賭けてみたくなった。
PICK UP
Ranking
11:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分