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2018.05.28 21:45
JRA福永祐一「ダービー制覇」20年の軌跡。くじけない思いで掴んだ「絆」の勝利
編集部
ダービー当日は、輪乗りで福永騎手は調教助手に「外差しが決まってるけど、前10番手以内につけたいんだよ」と言っていたらしい。調教助手もゲート入れ時に福永騎手に「福永さん、信じてください」と馬のデキの良さを伝えて福永騎手と馬を送り出したという。
「後の談話で語ってましたが、その時の調教助手の言葉を聞いて、福永騎手の気持ちは固まったらしいですね。この想いに応えようと。ブレない騎乗をしようと腹を括ったんですよ」(現場記者)
レース本番、スタートすると福永騎手は外目を走って前目につけて追走。レース前に欲しいと言っていたポジションを確保できた。直線は追い出すとエポカドーロに併せていった。福永騎手は、最後追っている時は横は向かずただひたすら下を向いて追っていたという。最後の最後、抜け出して1着に。

18回のチャレンジでも腐らずに、前を向いて取り組んできたからこそ、今の結果がある。一人で叶えられるものではないと改めて噛み締めているのではないか。あのキングヘイローの逃げから20年。福永祐一騎手は、志半ばでムチを置いた父・洋一氏の思いも込めて最後の直線は追っていたのだろう。それが最後のワグネリアンの伸びに繋がったのかもしれない。まさしく厩舎、家族と福永騎手、そしてワグネリアンが一体となって制覇した今年の日本ダービー。今後も語り継がれる”ドラマ”であろう。
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