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JRA「新人」に大器の片鱗!? 「親孝行」誓う若駒「神騎乗」と「師匠の馬で勝利」を狙う

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 今年の3月からデビューした3人の新人騎手。当初、勝利はおろか2着に入線することもほぼないという惨憺たる有様だった。だが、徐々にプロの水になれてきたのか、成績も上向いてきたようだ。中でも小桧山悟厩舎に所属する山田敬士騎手の評価が上がってきている。

 先週の東京競馬場10R由比ヶ浜特別(芝1400m)で、山田騎手は10番人気のキングクリチャンに騎乗。後方で脚を溜めていた同馬は最後の直線で外に出されると、残り400mから力強く伸びて見事に優勝。人気下位の馬が勝利したことで3連複は281,460円、3連単に至っては1,722,140円と高騰。波乱を巻き起こした。

 山田騎手はレース後に「掛かる一面があるものの、今回はうまくコントロール下に置けました」と振り返り、「注目度の高い安田記念の前にアピールできましたね」と新人離れした「マスコミ受け」ばっちりのコメントを残している。

「山田騎手はこれまで79回騎乗。ですが、そのほとんどが二桁人気と決して馬質に恵まれているとは言えません。それでも、たまに訪れるチャンスをしっかりとものにして4勝を上げているのは立派の一言です。

 由比ヶ浜特別では外が開いたと見るやいなや馬を出し、直線一気で勝利を掴むなどセンスが光る競馬を見せました。今後も腐ることなく精進を続ければ有力馬や良血馬への騎乗オファーも来るのではないでしょうか」(競馬誌ライター)

 山田騎手は中学3年で競馬学校を受験するも不合格。それでも諦めず、3回目の受験で競馬学校に合格した苦労人。今後は女手ひとつで兄弟3人を育てながらも、本人の騎手になる夢を応援してくれた母親への孝行も誓う。

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