GJ > 競馬ニュース > 3冠へジャスティファイ
NEW

米クラシック3冠へジャスティファイ「超遅デビュー」の代償!? 「圧巻2冠」もベルモントS一筋縄ではいかないか

【この記事のキーワード】, ,
米クラシック3冠へジャスティファイ「超遅デビュー」の代償!? 「圧巻2冠」もベルモントS一筋縄ではいかないかの画像1

 今年5月5日の米ケンタッキーダービー(G1・ダート2000m)を、5月19日に米プリークネスS(G1・ダート1900m)をそれぞれ勝って2冠を達成し、デビューから負け無しの5連勝。いよいよ今週9日(日本時間10日(日)朝)、3冠目の米ベルモントS(G1・2400m)に挑むジャスティファイ(牡3 米国・B.バファート厩舎)。二冠奪取に導いたM.スミス騎手が、三冠目も手綱を握る。そのタフで規格外の強さを見せるジャスティファイをここで紹介しよう。

 父・スキャットダディ、母•ステージマジックの仔ジャスティファイは、2015年3月に生まれる。

「父の父が、2歳でG1を4勝したヨハネスブルグで、母の父がG1を4勝しブリーダーズCクラシック(G1)をレコード勝ちしたゴーストザッパーという血統です。そのダート巧者の血を受け継いだジャスティファイは、デビュー時期は遅れましたが、スタートから強かったですね」(海外競馬ライター)

初出走の2月18日に未勝利戦を使うと9馬身半差で楽勝。つづく3月11日の条件戦は6馬身半差でこちらも楽勝。圧巻の2連勝を飾る。

その強さを確認した陣営は、4月7日にサンタアニタダービー(G1)に出走。ハナを切ってそのまま押し切り、G1初挑戦にして初制覇した。

「今年2月にデビューした3歳馬が3戦目でG1を勝つんですから、怖ろしい馬ですよ」(同ライター)

 その勢いのまま、米国3冠のうちの1冠目、チャーチルダウンズ競馬場で行なわれるケンタッキーダービーに向かう。雨のため不良馬場で行われたが、ジャスティファイはスタートも良く、2番手を追走。第3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切って勝利。

米クラシック3冠へジャスティファイ「超遅デビュー」の代償!? 「圧巻2冠」もベルモントS一筋縄ではいかないかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  3. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?