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2018.06.21 15:18

JRA藤沢和雄調教師「不運」ゴーフォザサミット米国遠征断念……しかし「秋は逆に買い」?
編集部

「不幸中の幸いだったのは『輸出するための検疫をうける前で良かった』と。いまキャンセルすれば余計な費用もかからないし、馬も拘束することなく早く牧場へ返せますしね。
ただ、ひとつ残念だったのは、ゴーフォザサミットの鞍上としてケント・デザーモ騎手も候補に上がっていたこと。かつて日本に短期免許で来日した際、日本の競馬ファンを魅了する騎乗で次々とレースを勝ちまくり、たった2カ月の騎乗でJRA賞年間最高勝率騎手賞に輝いている凄腕です。藤沢和厩舎の馬も神戸新聞杯でゼンノロブロイに騎乗していました。
さすがに年齢的にも当時の騎乗は求められませんが、デザーモ騎手ならゴーフォザサミットを優勝に導いてくれたんじゃないかと。しかも、デザーモ騎手の手綱で藤沢和厩舎の馬が米G1を勝つ……そんなドラマも見たかったですね」(同 ライター)
このあとのゴーフォザサミットのスケジュールは、「秋まではお休みし、9月の神戸新聞杯(G2)へ向かうよう調整される」とのことである。
今回の報を受けてネットでは「勝ち負けはともかく見たかった」など惜しむ声が出ていた反面、「むしろ秋、買いたくなったな」と日本での激走に期待する声も出ていた。
神戸新聞杯を使ったあとに、どこへ向かうかは未定だが、藤沢和厩舎の過去の例をみると、やはり天皇賞(秋)、ジャパンCへ向かうと思われる。海外で見せることができなかったゴーフォザサミットの走りを、今年下半期の日本のG1で爆発させてもらいたいものだ。
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