真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.29 18:19
武豊アサクサゲンキ「年上撃破」に追い風多数……陣営にも「野心」
編集部
1日(日)に開幕週を迎える中京競馬場で、サマースプリントシリーズ第2戦、CBC賞(G3)が開催される。この電撃の芝6ハロンハンデ戦で改めて存在感を示したいのが、武豊騎手が騎乗予定のアサクサゲンキ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
アサクサゲンキは昨年のスプリント戦・小倉2歳S(G3)を制覇。その後も重賞戦線で戦い続け、距離が長すぎたと考えられるマイル戦の朝日杯FS(G1)での二桁着を除けば、芝1400mの京王杯2歳S(G2)3着、ファルコンS(G3)2着と実績を残してきた。
だが休養明け1戦目となった前走の葵S(G・芝1200m戦)では、1番人気に支持されながらも5着。得意とするスプリント戦で痛すぎる敗戦を喫してしまった。
「レース後、武豊騎手は『スタート後に進んでいきませんでした』とゲートから後手を踏んでしまい、厳しい競馬になってしまったと告白しています。スプリント戦で出遅れてしまうのは致命的ですから、あの時点で勝負は決してしまったのかもしれません。
しかし、アサクサゲンキはこれまで経験したことがない後方からの競馬で、さらに斤量が57kgと重かったにもかかわらず、上がり最速33.1秒を記録する素晴らしい伸びを見せて掲示板を確保。敗れはしたものの、内容的には今後に繋がる1戦だったのは間違いないでしょう。
今回は前走よりも斤量は4kgも軽く、条件的には幾分か楽になっています。ここは期待したいところです」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛