真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.17 15:05

JRA最強の「近親配合」? オルフェ×ステゴにリスク大も海外を見れば…
編集部

函館2歳S(G3)を制し、スプリント戦線で活躍したクリスマス(牝)。昨年引退し、現在は繁殖牝馬として繋養されているが、先日、同馬がオルフェーヴルと交配されていたことがわかった。
クリスマスは父バゴ、母アラマサスナイパー、母父ステイゴールドという血統を持つ。そして同馬の今年の相手に選ばれた種牡馬はステイゴールド産駒の最高傑作との呼び声も高いオルフェーヴル。つまり、クリスマスの初仔は『ステイゴールドの2×3』というかなり濃い血を持って誕生することになる。
「インブリードはサラブレットの常。とくに父馬の4代前と配合される母馬の3代前が共通の馬であった場合(逆もあり)は、『4×3のインブリード』となり、通称『奇跡の血量』と呼ばれています。オルフェーヴルとドリームジャーニーの兄弟に代表されるように、ブエナビスタ、ヴィクトワールピサなど歴史的名馬はこの近親配合の組み合わせの末に誕生しているんです。
ですが、今回のクリスマスの産駒は『2×3のインブリード』。近親配合は名馬を誕生させててきた反面、奇形や気性難となるというリスクも内包しています。37.50%が同じ血で構成されることになるクリスマスの初仔が無事に誕生してくれればいいのですが……」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……