真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.08.14 14:03

JRA札幌記念ゴーフォザサミット「トラブル」を吉に変える!? 3歳世代の「実力」指標に
編集部
19日にはマカヒキやネオリアリズム、モズカッチャンといったG1馬らも出走する真夏の祭典・札幌記念(G2)が札幌競馬場で開催される。例年以上に好メンバーが揃う一戦となるが、そんな中、密かに注目を集めている1頭がゴーフォザサミット(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だろう。
ゴーフォザサミットは、今年の春はクラシック戦線で活躍。ダービートライアルの青葉賞(G2)では2分24秒4という好タイムを記録し、2着のエタリオウに2馬身差をつける完勝。日本ダービー(G1)へ向けて大きな期待を集めていたものの、本番では7着と無念の結果に終わっていた。
敗戦後、ゴーフォザサミットは休養に入るのかと思われていた。だが、レース後に招待をされていたベルモントダービー招待S(G1)に向かうことを表明。管理する藤沢和調教師も「落ち着きがあって、輸送も影響しないタイプ」と語るなど海外遠征に前向きだった。
ところが、「貨物機のトラブル」が発生。この故障した機体以外で輸送する場合は韓国経由になるため、馬への負担を考慮した結果、陣営は渡米断念を決定した。
「ベルモントダービー招待Sを回避後、夏は休養に当てて秋の毎日王冠(G2)から始動すると言われていましたが、陣営は秋までに1戦挟むことを決断したようですね。
渡米断念するなどドタバタに巻き込まれているゴーフォザサミットですが、藤沢調教師は取材に対して『ずっと調教していた』と順調にきていることをアピール。休み明けですが、札幌記念で好走して秋に向けてはずみを付けたいところでしょうね」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分