GJ > 競馬ニュース > 武豊「お約束」に苦笑  > 2ページ目
NEW

武豊「お約束」に苦笑い……26年ぶり2度目の優勝を狙った”騎手の祭典”で驚愕の「2位」回数

【この記事のキーワード】, ,

 あれからちょうど1年、WASJ「4度目の正直」と挑んだ今回、武豊騎手は前半をトップで折り返し、最終戦を迎えるまで首位を守っていた。しかし、「(第4戦の)ゴール後に前を見たら、ルメールがガッツポースをしていたんでダメだなと思いました……」との言葉通り、最後に優勝を飾ったのはルメール騎手。天才の”悲願”はまたも持ち越しとなった。

「結果的には、武豊騎手自身が『A評価なので、そこで決着をつけないとね』と語っていた第3戦をハナ差の2着で落としたのが痛恨でしたね。前半を首位で折り返した際は『優勝を狙っていきます』と意気込んでいただけに残念な結果となりました」(競馬記者)

 前身のワールドスーパージョッキーズシリーズで1992年に優勝している武豊騎手だが、毎年出場しているわけではないものの、それから26年間もタイトルから遠ざかっている。

 しかしその一方で総合2位は、これでなんと通算8度目。あらゆる快挙を成し遂げてきた「誰よりも勝ってきた男」が、まさかシルバーコレクターに……騎手の祭典で武豊騎手が惜しくも悔し涙を飲むのは、ある意味”お約束”となってしまっている。

「優勝にはなかなか縁がない武豊騎手ですが、JRAと世界のトップジョッキーが集って、騎乗馬も抽選。純粋に騎手の腕が試される場での結果だけに、2位8回は実力がある証拠ですよ。負けず嫌いを自称する本人にとっては悔しいでしょうが、ネットでは盛り上がっていましたね」(競馬ライター)

 競馬界屈指のエンターテイナーである武豊騎手だけに”お約束”を守ったというわけではないだろうが、今回の結果を予感していたファンも少なくなかったようだ。来年こそは悲願達成なるか、もう1度夏の札幌へ――レジェンドの新たな1年が始まった。

武豊「お約束」に苦笑い……26年ぶり2度目の優勝を狙った”騎手の祭典”で驚愕の「2位」回数のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛