GJ > 競馬ニュース > 「ダービー最先着馬」の法則  > 2ページ目
NEW

JRAセントライト記念(G2)「ダービー最先着馬」の法則!? 鉄板級から「地雷」まで……ダービー3着馬コズミックフォースの取捨は


 関西馬で唯一、馬券に絡んだのが昨年のアルアインだが、その内容は上がり馬のミッキスワローに完敗する不甲斐ないものだった。ダービー最先着馬とはいえ、関西馬は割引か。過去のサトノラーゼンやゲシュタルトの例を見えても、かえって”地雷”になる可能性も。

 また、コズミックフォースは日本ダービーで16番人気の伏兵だったことで、ダービーでの激走をフロック視する声もある。だが、例えば9番人気のナカヤマフェスタが4着に激走した後、セントライト記念を勝っている通り、ダービーの人気はあまり気にする必要はなさそうだ。

 それよりも着目したいのが「中山実績」だ。

 過去10年で皐月賞馬は、当然のごとく連対率100%。初の中山だったサトノラーゼンが大敗し、関東馬で唯一着外に沈んだヒラボクディープが500万下勝ちに留まっているだけに中山実績は重要だ。逆に中山重賞での連対経験がないダービー最先着馬で、セントライト記念で馬券になったのはフェノーメノただ1頭。中山重賞の連対経験のある関東馬は、高い信頼度を誇っている。

 以上から、ダービー最先着馬の中でも「中山重賞の連対経験のある関東馬」となるコズミックフォースは、データ的に「かなり信頼のおける堅軸」と考えて良いだろう。

 今年はダービー馬レイデオロの全弟レイエンダや、NHKマイルC(G1)2着のギベオン、M.デムーロ騎手が騎乗予定の上がり馬ブレステイキングなどに人気が集まりそうで、大手競馬ポータルサイト『netkeiba.com』の事前予想によると、本馬は単勝6.9倍の4番人気と美味しいポジションにいる。

JRAセントライト記念(G2)「ダービー最先着馬」の法則!? 鉄板級から「地雷」まで……ダービー3着馬コズミックフォースの取捨はのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. “懐かしき豪快馬主関口房朗のG1制覇”朝日杯フューチュリティステークスの記憶~フサイチリシャール~