真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.15 11:10

JRA四位洋文騎手に「引退」疑惑……2週連続「乗鞍なし」蛯名正義騎手と共に「調教師転身」の可能性も背景にエージェント制度の歪み?
編集部
「四位騎手のエージェントは”ブック系”エージェントの中でもトップに君臨する小原靖博氏ですが、その中でも福永祐一、岩田康誠騎手に次ぐ3番手の扱い。小原氏も全盛期ほどの影響力はありませんし、朝日杯フューチュリティS(G1)を勝ったサトノアレスや、今年の大阪杯(G1)を制したスワーヴリチャードなどからも、結果を残しながら降ろされています。
そうなると騎手としてのモチベーションを保つことも難しいでしょうし、かなり苦しい立場に立たされていると思います」(同)
エージェント制度に嫌気が差して辞めた騎手といえば、元騎手の藤田伸二氏の名が真っ先に挙がる。藤田氏と四位騎手は競馬学校時代からの盟友であり、藤田氏は今もよく「あれだけ上手い四位が、馬に恵まれないのはおかしい」とエージェント制度の”歪み”に大きな疑問を呈し続けている。
その藤田氏がムチを置いたのは、2015年夏の札幌競馬が終了した9月6日。JRAへ騎手免許の取消願を提出し、翌日にはJRAが引退を発表。当時、大きな話題となった。
そして、今年の札幌競馬終了から騎乗がない四位騎手……まさかとは思うが、藤田氏と同じ道を歩もうとしているのだろうか。
今年の札幌31勝を上げて札幌リーディングを獲得するなど、旋風を巻き起こしたモレイラ騎手から「四位さんはライディングフォーム(騎乗姿勢)がすごくきれいで、バランスがいい」と武豊騎手や福永騎手と並んでリスペクトされている存在だけに、これ以上の”不遇”に耐えられないといった可能性もありそうだ。
噂の真相がどうであれ、四位騎手が苦境に立たされていることは事実。ウオッカ、ディープスカイによる日本ダービー(G1)2勝を始め、数多くの大レースを制してきた名手だけに、まだまだ競馬界を盛り上げるような活躍を期待したい。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
関連記事
JRAが誇る「世界」のディープインパクト産駒が「最初で最後」の激突!? サクソンウォリアーVSスタディオブマンが愛チャンピオンS(G1)で実現か
JRA「超大物」ヴェロックス出陣!! デビュー戦「馬なり8馬身差」圧勝の”金子ブランド”が「ワグネリアン・ロード」を突き進む!
JRAサマーシリーズ「廃止」秒読みか……ファンだけでなく競馬関係者も示した「無関心」に問われる存在意義
JRA【ローズS(G2)展望】「大器」サトノワルキューレ登場! アーモンドアイ不在も飛躍を狙う「実力馬」が集結!!
JRA 2歳女王「大本命」グレイシアが異次元の走りで連勝!「メジャーエンブレム2世」出現に”本家”の主戦C.ルメール騎手も脱帽