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バウンスシャッセが足元不安で引退も「藤沢和雄厩舎の引退多すぎ」と話題に。絶好調の勢いに乗って馬房も「様変わり」?

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 今年の愛知杯など重賞3勝、14年のオークスで3着だったバウンスシャッセが、脚もとの不安のため引退することが5日、キャロットクラブHPで発表された。

 牝馬重賞における実力馬の1頭であり、3歳クラシック時は桜花賞ではなく皐月賞に出走したことでも話題を呼んだ。今年1月の愛知杯を+22kgという大増量ながら制したレースは、競馬ファンを驚嘆させるものだった。

 このバウンスシャッセを管理するのは、美浦の名将・藤沢和雄厩舎。実は昨年後半から今年にかけて、藤沢厩舎から続々と引退馬が出ている。

 14年の天皇賞・秋を制したスピルバーグが引退したのは昨年11月。昨年の天皇賞では前年のような末脚が発揮されず10着敗退。その後、藤沢師から「そろそろ潮時」という理由で引退が決まった。

 今年になって、長く同厩舎に管理されていたルルーシュとペルーサが揃って引退。特にケガなどはなく、種牡馬になるための引退。馬主の山本英俊氏のパチンコ会社経営が揺らぎ気味という理由もあるかもしれない。そして、前述のバウンスシャッセである。

 ネット上では「馬房を空けるためか」「今年の2歳に優秀なのがたくさん揃ってるのかな」などという憶測も出ている藤沢師。確かにここ最近はずいぶんと引退馬が多い印象ではある。もちろん、有力馬を多数所有していて目立つ部分もあるかもしれないが。

 現在、藤沢厩舎は23勝で調教師リーディング2位タイ。ハイペースで勝利を積み重ねている。勢いに乗って、厩舎も様変わり、といったところだろうか。

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