GJ > 競馬ニュース > 超良血馬が5馬身差圧勝
NEW

JRA「2億3000万円」の超良血馬が5馬身差圧勝! 横綱・カテドラルとの再戦へ「伝説の新馬戦」第2章が開幕……!!

【この記事のキーワード】,
JRA「2億3000万円」の超良血馬が5馬身差圧勝! 横綱・カテドラルとの再戦へ「伝説の新馬戦」第2章が開幕......!!の画像1

「強かったですね!」

 超良血馬の圧勝劇にM.デムーロ騎手の声も弾んだ。23日に阪神競馬場で行われた未勝利戦(芝1800m)に”2億円ホース”トーセンカンビーナ(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎)が登場。2着馬に5馬身差をつける圧勝劇で、初白星を飾った。

 8頭立てで行われたレースで、トーセンカンビーナはゲートでやや立ち遅れたものの、デムーロ騎手が即座に促して中団へ。60.8秒で1000m通過を通過すると、外から抑え切れんばかりの手応えで先頭集団に並び掛け、最後の直線を迎えた。

 他馬とは次元の違う、圧倒的な手応え……この時点で「勝負あり」といったところだが、あとはトーセンカンビーナの独壇場だった。ほぼ馬なりのまま先頭に立つと、あっという間に後続を突き放し、最後は5馬身差をつけてゴール。2着ホウオウライジンに騎乗していた川田将雅騎手も「今日は勝ち馬が強かった」と脱帽する他なかった。

「道中も楽に進めることができました」

 一昨年のセレクトセールにおいて2億3000万円で取引された超良血馬。デビュー前から角居勝彦調教師(後に中竹厩舎へ転厩)をもってして「こういう馬をクラシックに連れて行かない調教師は、ダメな調教師ですね」と言わしめた逸材だ。

「素晴らしい身体、血統も血統ですし、素晴らしい馬だなと。身体の線は幼い感じを残したままなんですけど、レベルの高い馬と併せ馬をしても遅れません。素質は高いものを持っていると思いますね」

 そう絶賛されて挑んだデビュー戦は、昨年ワグネリアンがデビュー勝ちした中京・芝2000m。昨年のセレクトセールで2億7000万円を記録したダノンチェイサーや、ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの初仔ブラヴァスなども出走した評判馬揃いの一戦だったが、カテドラルの2着に敗れた。

JRA「2億3000万円」の超良血馬が5馬身差圧勝! 横綱・カテドラルとの再戦へ「伝説の新馬戦」第2章が開幕……!!のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  10. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変