
昨年は『100万馬券』が炸裂!過去5年間、荒れに荒れまくっている七夕賞(G3)だが、大万馬券のカギを握るのは「1、2番人気」の馬?

今年も福島競馬場で10日、サマー2000シリーズの初戦となる七夕賞(G3)が開催される。
過去5年間の結果を振り返ると、2011年が3連単8万4620円の”高配当”。だが、実はこれが最も固い配当である。2012年が59万1030円、2013年が31万70円、2014年が12万1740円、そして昨年2015年に至っては100万6440円と、ついに「100万馬券」の大台を突破した。
そんな荒れに荒れまくっている七夕賞。今から有力馬を紹介するが、果たして役に立つのか……筆者でさえ疑問を持たざるを得ないところだ。これだけ荒れていると一見、人気馬などまったく信用できないような印象を受ける。
だが、実は上記した過去5年間でも「1番人気か2番人気の馬が、必ず馬券圏内に絡んでいる」だけに、上位人気のチェックも必須だ。
「1番人気か2番人気の馬が、必ず馬券圏内に絡んでいる」とはいえ出馬表を見た限り、どれが1番人気になるのかさえ見極めが困難な状況。ましてや七夕賞はハンデ戦だ。こんな時は”某巨大競馬サイト”の予想人気のお力をお借りしたい。
某巨大競馬サイト様のお告げによると、1番人気はアルバートドック(牡4歳、栗東・須貝厩舎)らしい(ホンマカイナ)。
ドゥラメンテ、キタサンブラックなど、この春猛威を振るった4歳馬の中でも3歳から存在感を発揮していたアルバートドック。菊花賞(G1)に挑戦したあとは中距離からマイルにシフトして、今年2月の小倉大賞典(G3)で念願の重賞初制覇を飾った。
前走のエプソムC(G3)では、最後の直線で中団やや後ろから上がり3ハロン33.4秒の脚を使ったが、勝ったルージュバックの32.8秒を筆頭に上位陣がそれ以上の末脚を繰り出したせいで7着と伸びきれず。ただ、完全に切れ負けといった格好なので、着順ほど悲観する必要はなさそうだ。
福島は初めての参戦になるが、唯一の重賞勝ちは福島と同じ小回りで直線の短い小倉で挙げたもの。小回りへの適性は高そうで、前走よりも上がりが掛かる馬場もこの馬にとってプラスに働きそうだ。
続いて2番人気に予想されているのが、ヤマニンボワラクテ(セン5歳、栗東・松永幹厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ