競馬でまさかの「着順発表ミス」発覚!「本当の的中馬券」と「ニセの的中馬券」に前代未聞の『ダブル的中』発生!
ベルモント競馬場米クラシック3冠の1つベルモントS(G1)で武豊とラニが3着に入線するという、日本の競馬ファンにとっての「伝説」を創ったベルモントパーク競馬場。
その北米屈指の伝統があるベルモントパークで今月1日、新たな「伝説」が生まれた。
詰め掛けた北米の競馬ファンを「こいつらは最高だ!」と唸らせたのは、その日の第8レース。レースを制したのは単勝1.7倍の断トツ人気だったアカティーという4歳牝馬だが、別にこの馬が特筆ものの名馬というわけではない。
“事件”が起こったのは、むしろレース後のことだ。
このレース、勝ったのは「1番」で、2着が「4番」と「5番」の同着だった。つまり、”日本式”でいうと馬連並びに馬単などに「1-4」と「1-5」絡みの2通りの的中馬券があったということだ。ちなみに3連単でも「1-4-5」と「1-5-4」という2通りの組み合わせ。
確かに上位馬の同着はまずまず珍しいことだが、それも大きな問題ではなかった。この事件の”主犯”となるベルモントパーク競馬場サイドも、平常通りきっちり対応できている。ここまでは。
日本なら、これでほぼ事なきを得ているはずなのだが、幸か不幸かアメリカには4着まで順番通りに当てる『スーパーフェクタ』という馬券が存在し、日本ではスルーされがちな「4着馬」も現地の競馬ファンにとっては非常に大事な存在なのだ。
しかし、ベルモントパーク競馬場サイドはこともあろうか、その4着馬を人の”目視”で判断してしまったようだ。
4着争いは「2番」と「3番」の争いだったのだが、正確にはハナ差で「2番」が先着している。だが、ベルモントパーク競馬場サイドは4着馬を「3番」と発表。
それも、レースはそのまま「確定」し、払戻しまで開始してしまったのだ。
「1-4-5-3」もしくは「1-5-4-3」の『スーパーフェクタ』馬券を持っていたファンは、一瞬「オー・マイ・ガァ!」と思っただろうが”逆転判決”にもちろん歓喜。意気揚々と払戻しへ。
逆に「1-4-5-2」もしくは「1-5-4-2」の馬券を持っていたファンは、一瞬「イエアアア!」と叫んだだろうが、思わぬ結果発表に未練タラタラも泣き寝入りするしかないといった状況か。
そんな天国と地獄が交差する状況から15分後、それ以上の「地獄」に落ちたのはレース結果を管理するスタッフだろう。念のためシステムを使って正確に着順を照らし合わせたところ、なんと本当の4着馬は「3番」ではなく「2番」の方ではないか。
「オー・マイ・ガァ!?」などと言ってる場合ではない。その間も “間違った的中馬券”が着々と払戻され続けているのだ。もっといえば、本当なら的中している馬券が、怒りのあまり着々と破り捨てられているかもしれない……。
述べるまでもなく、ギャンブルの胴元にとって信用は何よりも大事。絶体絶命のピンチに追い込まれたベルモントパーク競馬場サイドの取るべき道は一つしかなかった。
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