GJ > 競馬ニュース > 好メンバーのプロキオンS
NEW

「古豪の意地」か「新勢力の勢い」か……好メンバーのプロキオンS(G3) 昨年「G1馬」の初ダート挑戦にも注目!

【この記事のキーワード】, ,
purokion.jpg「JRA公式サイト」より

 今週末の10日(日)に開催される夏のダート短距離重賞プロキオンS(G3)には、なかなかの好メンバーが集った。

 実績No.1は2013年のフェブラリーS(G1)の覇者グレープブランデー(牡8歳、栗東・安田厩舎)だ。

 今年で8歳を迎えるが能力に大きな陰りは見られない。勝ち星こそ3年以上遠ざかっているが、今年のフェブラリーSの前哨戦となった根岸S(G3)では、後にフェブラリーS を勝つことになるモーニンを相手に0.4秒差の3着。古豪健在を見せつけている。

 古豪健在といえば、もう一頭のブライトライン(牡7歳、栗東・鮫島厩舎)も忘れてはならない。

 2013年にみやこS(G3)を勝利してからは今一歩足りない競馬が続いていたが、7歳を迎えた今年になって成績が上昇。前走のオアシスS(OP)では、ついに約3年ぶりの勝利を挙げた。それも58㎏を背負っての完勝で、斤量面が2kgも楽になるここは再び期待だ。

 だが、当然ながら若い力は侮れない。特にノボバカラ(牡4歳、美浦・天間厩舎)のここ最近の充実ぶりには目を見張るものがある。

 3歳の頃からユニコーンS(G3)で2着するなど能力の片りんは示していたが、4歳になっていよいよ本格化。走りに安定感が出てきた。今年の3月に今回と同じ舞台設定の納屋橋S(1600万下)を快勝してから3連勝。かきつばた記念(G3)で重賞初勝利を挙げた。前走の北海道スプリントC(G3)でも2着と、その勢いはここでも中心視されていい。

 最近の充実ぶりではニシケンモノノフ(牡5歳、栗東・庄野厩舎)も負けてはいない。

「古豪の意地」か「新勢力の勢い」か……好メンバーのプロキオンS(G3) 昨年「G1馬」の初ダート挑戦にも注目!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  8. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬