真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.08 07:10

「古豪の意地」か「新勢力の勢い」か……好メンバーのプロキオンS(G3) 昨年「G1馬」の初ダート挑戦にも注目!
編集部
もともと1400mのスペシャリストだが、逆に言えば他の距離でパフォーマンスを落としてしまうことも少なくなかった。そんなニシケンモノノフが、前走は1200mの天王山S(OP)を快勝。今の充実ぶりをうかがわせる走りだった。鞍上の岩田康誠騎手にとっても、ここは重賞未勝利の長いトンネルを抜ける絶好のチャンスだ。
3連勝中のキングズガード(牡5歳、栗東・田中厩舎)も、まさに充実一途の存在。
18戦で馬券圏外がわずかに2回と、抜群の安定感を誇っているキングズガードだが、今年に入って1400mを3連勝。本格化を遂げ、一気に重賞初制覇に狙いを定めてきた。圧巻は前走の栗東S(OP)で、出遅れながらも最後は上がり35.1秒の豪脚で2馬身以上の差つけて完勝。今の充実ぶりなら、重賞でも十分に通用するはずだ。
面白い存在が、昨年のNHKマイルC(G1)の覇者クラリティスカイ(牡4歳、栗東・友道厩舎)だ。
昨年は皐月賞(G1)で5着した後、NHKマイルCを制するなど世代のトップクラスに位置していたが、古馬を走るようになってからは、まったく見せ場のない二桁着順の大敗が続いている。今回は初めてダートを走ることになるが、これがカンフル剤になるか。鞍上にC.ルメール騎手を手配していることからも、ここがこの馬の分水嶺になりそうだ。
他にもダノングッドやカフジテイクといった上がり馬や、しぶとい先行力を持つタガノトネールなど骨のあるメンバーが揃ったプロキオンSは、10日(日)の15時35分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬