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JRA新馬「ダービートレーナー」の大本命!? ディープインパクト産駒メッシーナに熱視線

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 ところでサンデーレーシングは、今年の2歳馬が勝ち上がり12頭、14勝と好調。だがそれ以上に、後発のノーザン系クラブであるシルクレーシングは勝ち上がり16頭、18勝とトップを独走中だ。同じグループとはいえ、そこは名門40口クラブ、”負けられない戦い”がそこにはある。残り2ヶ月で怒涛の追い込みをかけてくることだろう。

 メッシーナのデビューまでの状況は、7月にゲート試験を合格し、夏場はノーザンファーム天栄でじっくり乗り込まれていた。そして、9月に美浦トレセンに入厩し、坂路を中心に調整された。そして今週も坂路で馬なりで追われ「53.2 – 38.5 – 24.9 – 11.9」と、この時期の2歳としては十分すぎるタイムで駆け上がっている。萩原調教師からは「すでに仕上がっており、最後はこのくらいでいいと思います」と、言葉少なにもしっかりとデビュー戦で勝負気配だ。

 函館競馬場でのゲート練習の時、トモに疲れが見えると「血統的に奥手であり、大事に行けばいい結果を出してくれる素材と睨んでいるので、この時期に必要以上の負荷はかけたくありません」と無理をさせず、ゲート試験を美浦トレセンに持ち越したというエピソードがある。さすが、馬に極度の無理を強いないことでも実績のある師ならではだ。

 ダービートレーナーが期待を寄せるディープインパクト娘。来春は牝馬クラシック戦線を賑わしているかもしれない。見逃せない新馬戦となりそうだ。

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