GJ > 競馬ニュース > アーモンドアイ「三冠」
NEW

最強アーモンドアイ「JRA牝馬三冠」波瑠表彰時点で結果は決まっていた。超一流古馬ひしめく大舞台に王手

【この記事のキーワード】, ,
アーモンドアイ「JRA牝馬三冠」波瑠表彰時点で結果は決まっていた。超一流古馬ひしめく大舞台に王手の画像1

 圧巻、驚嘆……やはりその力には一切の憂いはなかった。

 14日の秋華賞(G1)は、断然1番人気のアーモンドアイが1馬身半差の完勝。2着にはミッキーチャーム、3着はカンタービレが入り本命サイド決着となったが、1着はどう戦ってもひっくり返らないだろう結果に終わった。

 史上5頭目の牝馬三冠をいとも簡単に、そして鮮やかに決めた。鞍上C.ルメール騎手も余裕綽々といったエスコートで道中を進むと、最後の直線その末脚が爆発。もがくライバルたちを尻目に、外から次元の違う、他が止まって見える走りで突き抜けた。

 京都小回り2000mは直線が短くトリッキーなコース。過去にもベガ、ブエナビスタが敗れ、ジェンティルドンナもライバルであるヴィルシーナに迫られた紛れの多いコース。今回のアーモンドアイは、ライバルが多数回避したことで心配は少なかったが、それでも「何が起こるかわからない」という見方もあったのは事実である。

 ただ「何も起きなかった」。ただひたすらにアーモンドアイが強さを見せつけるだけだった。春にあった他馬との差は縮まるどころかさらに拡がり、もうその背中は見えなくなったのではないか。

 これで今年4戦全勝。もはや同世代牝馬に敵はいない。次なるレースは来月のジャパンCだ。

最強アーモンドアイ「JRA牝馬三冠」波瑠表彰時点で結果は決まっていた。超一流古馬ひしめく大舞台に王手のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  10. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変