真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.18 13:45

JRA菊花賞(G1)「逃げ宣言」ジェネラーレウーノの状態は……田辺裕信騎手の「さらなる飛躍」へ
編集部
「あとは逃げるだけです。逃げますよ(笑)!」
こう高らかに「競馬ラボ」の取材で”逃げ宣言”したのはジェネラーレウーノ(美浦)を管理している矢野英一調教師だ。世代屈指の逃げ馬が、21日に行われる菊花賞(G1)でしたたかに勝利を狙う。
ジェネラーレウーノは全7戦中デビュー戦以外では1、2番手につけて結果を残してきた。皐月賞(G1)も前で粘り3着と好走。3連単372,080円という高配当の立役者となっている。だが、日本ダービー(G1)ではパドックなどから入れ込んでいる姿が目立ち、ペースを掴みきれずに自滅。16着と下位に沈んだ。
秋はセントライト記念(G2)から始動。逃げをうったタニノフランケルを尻目にジェネラーレウーノは離れた2番手につける。残り200mを切った辺りで力強く抜け出して先頭に立つと、後方から快足を飛ばしてきたレイエンダ、グレイルらの追撃を抑えて勝利。今後に期待を抱かせる強い競馬を見せた。
「闘争心があり前進気勢も強いようですね。日本ダービーではそれが裏目に出て入れ込みすぎてしまい、レースでは引っかかったようでした。しかし、前走では落ち着いて本来の自身の走りを見せてきっちり勝利を掴み取っています。
菊花賞で陣営は逃げを宣言。ですが、今回は前で競馬をする馬も多く、さらに菊花賞では逃げた馬はあまり結果を残せていません。宣言して他の陣営を牽制しつつ、前走と同様、離れた2、3番手につけて機をうかがうという競馬をする可能性もあるでしょうね。この形を作ることができれば、チャンスも巡ってくるのでは」(競馬記者)
菊戴冠を目指し、初の関西遠征を行ったジェネラーレウーノ。陣営は長距離輸送の影響を懸念して一週前の栗東入りを決断。影響を最小限に留めるよう苦心している。
PICK UP
Ranking
17:30更新皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「真相は藪の中」謎の多い角田大河の逝去…未来ある若者が不可解な行為、ネットでは「同乗者」を特定する動きも?
- JRA C.ルメール「強奪騒動」に藤沢和雄調教師が激怒!? 共同通信杯(G3)キングストンボーイに見切り……アノ若手騎手がコンビ解散の危機一髪