真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.24 07:35
JRA天皇賞・秋(G1)スワーヴリチャード「不安」はM.デムーロ騎手!? 菊花賞ハナ差負け後「沈黙の45分間」に大スランプの気配
編集部
まさに「現状」を象徴するような結果だった。
21日に京都競馬場で行われた菊花賞(G1)。最後の直線で一度は抜け出したエタリオウだったが、最後の最後にフィエールマンに差し切られてハナ差負け……。エタリオウの鞍上M.デムーロ騎手の重賞制覇は、またも”お預け”となってしまった。
「すごく頑張ってくれたし、すごくいいレースもできた」
レース後、そうコンビの健闘を讃えたデムーロ騎手だったが、取材陣の前に姿を見せたのは菊花賞発走後から約45分後の最終レースが行われる直前。あまりに悔しい惜敗で、気持ちを落ち着けるために時間を要したことは想像に難しくない。
それもそのはずだ。大レースになればなるほど燃え上がり、昨年にはJRA最多勝記録タイのG1・6勝を含む、重賞18勝と自己ベストを更新。「重賞ハンター」の名を欲しいままにしていた。
しかし、今年は上半期こそ重賞9勝と昨年に匹敵するペースで量産していたが、下半期はなんとここまで未勝利……具体的にはJRA重賞に限れば、6月17日のユニコーンS(G3)が最後の勝利となっている。
ちなみにその間の重賞成績は18鞍に騎乗して[0.7.2.9]。一方の人気が[3.7.2.6]であったことを考慮しても、そこまで悪いではないが……何故か「勝ち」が遠い。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛