GJ > 競馬ニュース > R.ムーア「勝算」  > 2ページ目
NEW

JRAジャパンC(G1)R.ムーア「勝算」あり!? 過去10年以上”用なし”の外国馬が「好配当の使者」になれる理由

【この記事のキーワード】, , ,

ただ、そんなオブライエン調教師が出走に踏み切ったということは、勝算があるからこそ。厩舎のエースで、日本での経験値の高いムーア騎手が騎乗するなら無視はできないと思いますね」(競馬記者)

 昨年、当時のアイダホはG1未勝利でG2を2勝しているだけの存在と、今年のカプリよりも明らかに格下の存在だった。強いて挙げればキングジョージ6世&QES(G1)で3着していたが、これも勝ったエネイブルからは5馬身以上離されていたものだ。

 しかし、ジャパンCでは5着に好走。それも前を走っていたのはシュヴァルグラン、レイデオロ、キタサンブラックと日本のトップオブトップだ。この3強にはちぎられたが、4着馬マカヒキとはわずかクビ差の接戦だった。

 今年、マカヒキは残念ながら回避となったが「アイダホでさえ、マカヒキとほぼ互角だった」という事実は頭に入れておきたいところだろう。

JRAジャパンC(G1)R.ムーア「勝算」あり!? 過去10年以上用なしの外国馬が「好配当の使者」になれる理由の画像2

 また、そのアイダホは昨年のジャパンCへのステップレースとして出走したカナディアン国際S(G1)では5着だったが、今年の同レースで2着したのが、もう1頭の外国馬サンダリングブルーだ。

 重賞2勝ながらG1未勝利と、カプリよりもさらに人気薄になることが濃厚なサンダリングブルー。しかし、本馬は絵に描いたような晩成馬であり、特に今年のヨークS(G2)で重賞初勝利を上げてからの充実ぶりが著しい。

 特筆すべきは、8月の英インターナショナルS(G1)だ。3着に敗れたとはいえ、勝ったロアリングライオンはG1を4連勝していた欧州の中距離王者。そのロアリングライオンからは3馬身以上離されたが、今年のキングジョージ6世&QESを勝つなど、紛れもない欧州のトップホースである2着馬のポエッツワードからは、わずか半馬身差だった。

JRAジャパンC(G1)R.ムーア「勝算」あり!? 過去10年以上”用なし”の外国馬が「好配当の使者」になれる理由のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  6. 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 最強社台グループに「侍」が挑戦状!? 苦戦が続く馬産地・日高再興へ「ハナズ」のM.タバート氏が新1口馬主クラブ設立!
  9. JRA 社台ファームが空港建設の立ち退き!? 千葉から始まった伝説……社台グループ「サンデーサイレンス」を超える2つの歴史的僥倖とは
  10. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か